のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

大病を 歌で乗り越え いのち知る

2016年09月10日 08時51分34秒 | うたごえ

 

演歌歌手 渥美二郎さん 昭和27年生まれだから64歳 初めてステージで見た

途中には 舞台から降りて客席を握手しながら回る 2メートルくらい前まで来る

歌声も そのお顔も テレビでは見ていたが かなり若く活気が溢れていた

 

 

これは 一昨日 江東区が主催の敬老の集いで 75歳以上が招待された

私もその一員だが ボランティアを永く続けていると 自分が招待されることに面映ゆい思いである

区長から挨拶があったが 区内で喜寿を迎えた方は 今年は3772名と聞く

 

 

そして今年からお祝い金が半額になったそうだ そういえば先日 民生委員の方から5千円頂いた

財政が厳しくすみませんねと言うが この会場へ来られる健康があるだけでも感謝である

因みに100歳を超える方も110名くらいだったかな 区の人口は50万人である

 

 

さて 渥美二郎さんのオンステージが始まる

彼は足立区の北千住に生まれ育った 私も信州の田舎から東京へ来たときは その北千住に3年住んだ

親は流しの演歌師 叔父さんたちも演歌師だったそうだ 周りは幼いころから演歌の世界だったと言う

 

16歳の時は もう演歌師になろうと決意して 北千住から時には都心の方へ行って流しの生活が始まる

飲み屋さん スナック 屋台 どこでも行って お客さん1曲いかがですか?と注文を取り歌う

最初に覚えた曲が 『酒は涙か溜息か』 私たちの世代には お馴染みの曲である

 

理由もある 歌詞が短い 酒は涙か溜息か 心の憂さのすてどころ これで一番が終わる

こんな風に覚えて行って そのレパートリーは1000曲ほどに上ったと言う

基本的には 歌詞は2番まで歌う たしかに3番目までだと長いし 1番では物足りない

 

そうか 私も同じように自分の出来るものから 見よう見まねでピアノを独学してきた

ちょっと出来るようになって いろいろの会やビアガーデン 健康ランド どこへでも行って知らぬ曲も演奏した

そして ざっと数えると今 童謡唱歌から始まって演歌まで 上手とは言えないが1000曲くらいは出来るようになった

 

 

そして彼は 運命的な曲と出会った 空前の大ヒットは 流しでコツコツと歌い続けて生まれた

『夢追い酒』である 私のバンドでも 何度もリクエストを受け 演奏したものである

一度ヒットすると 後は続いてくる 『忘れて欲しい』 『他人酒』 『釜山港へ帰れ』 『昭和時次郎』などである

 

そんな折 彼は 大病を患った 胃がんであり 末期的症状を示していたそうである

全摘出の手術を受けて 奇跡的に復活を遂げ その歌は衰えも見せずに 歌唱力を保持している

彼はこう言う 歌を歌うことは 病気に対する免疫力を強くする 歌があったから今がある

 

だから いのちの重さ 大切さを 毎日感じて生きる

歌を支えて下さった皆様が居たから 歌えてきた この感謝を何かで返しながら生きたい

自分は歌しかない 歌うことによって 誰かが喜び 誰かに笑顔がうかんだら 最高の幸せである

 

新曲も披露された 『奥の細道』 江東区には芭蕉庵があって 芭蕉はここから奥の細道に旅立った

珍しいことに 曲の中に 芭蕉の句が そのまま 歌われているのである

旅立ちの時に詠んだ有名な句 行く春や 鳥啼き魚の 目は泪

 

中尊寺で詠んだ句 夏草や つわものどもが 夢の跡

山寺で詠んだ句 閑さや岩にしみ入る 蝉の声

作詞 作曲 千寿二郎 彼のペンネームである 愛した土地北千住 『北千住ブルース』もある

 

 

久しぶりに演歌の世界を楽しんだ

妹が居た時は カラオケ大会へ応援に行ったり テレビの収録にも立ち会えた

いっぱい演歌が周りにあったが 今は無い たまにテレビの演歌を聴き 心で歌うだけである

 

 

変わって 昨日は下町のうたごえ これは私も楽しい

集まって見える皆さんの笑顔が私は好きだ 歌声を聴きながら伴奏するのも楽しい

そして皆さんが喜んで貰えるなんて 私はなんという素敵な人生を歩んでいるかと感謝に溢れる

 

 

       最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m

 

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20 コメント

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渥美二郎さん (reihana)
2016-09-10 09:31:09
おはようございます
渥美二郎さんもテレビ界では 全く観ることがなくなっていて
お元気なのか 気にかけていました
お元気で 皆さまの前で歌われていたのですね
昔は歌謡番組が沢山ありましたが 今はテレビでの歌番組はNHKくらいしかなくなっていますね
のびたさんは皆さまたちを笑顔にする とっても素敵な人生を歩んでいますね(^^)v
返信する
プロと同じ実力の・・ (屋根裏人のワイコマです)
2016-09-10 09:31:35
渥美二郎さんの名前は、音痴の私でも知ってます
身近に歌を聴かれて、その中から勉強され
のびた さまの日頃の活動が地域の健康長寿
の一端を担っている・・ということは素晴らしい事
確かに歌を歌うということは、結構な運動となるようです
そして頭も使いますし、リズム感もいろんな
面で体にいいのでしょう、なんといって明るく
歌えることが最高のストレス解消となって
皆さんに愛されるゆえんでしょう。
更にのびた さまが活躍することによって
地域みんなが健康になっていく・・最高ですね
返信する
のびたさんへ (くりまんじゅう)
2016-09-10 10:51:41
渥美二郎さんは懐かしいです 私が若い頃夢追い酒が
ヒットしてTVでもたびたび見かけましたが そうですか
胃がんで胃の全摘手術を受けましたか でも今も現役で
唄い続けておられるのですね。唄いたいという信念が
復活を助けたのでしょうね。 人間はいくつになっても
やりたいことがないといけませんね。したいことの夢がある人が
心身ともに若く見えます。のびたさんなど まさにそのお手本です。 
返信する
こんにちは^^ (kao)
2016-09-10 12:56:56
酒は涙が溜息か、私も知っています、。
縁かに疎い私ですら知っている
有名な曲ですね。
それから始まっていろいろ
学んでいかれて持ち歌たくさんに・・。
のびたさんも演歌に限らず
たくさんの持ち歌を・・。
素晴らしいですね。歌声とともに生きる
とっても楽しいと思います。
これからのご活躍一層期待しております。
返信する
のびたさんへ (まりも)
2016-09-10 14:45:43
胃癌で全摘 術後の大変さを父を見て良く知っているワタシ
父は 全摘から1/3残してもらうことが出来ましたが
食べること ベットから起き上がることも時間がかかっていました
歌うことによって 誰かが喜び 誰かに笑顔がうかんだら 最高の幸せであると有りますが
誰かを幸せにすることは 自分が幸せということですよね
のびたさんもですね!
返信する
こんにちは(^^)/ (hiroko)
2016-09-10 15:30:39
渥美二郎さん最近テレビでも見かけないと思ってましたが
大病をされていたんですか、お元気になられて良かったですね、毎日を笑って過ごしたり好きな歌を歌ったり
しながら過ごすと免疫力が上がりとても良いんですね、
私が現役の頃大きな病に泣く患者さんにDrがそう言って
励ましていました。なんにしてもくよくよ過ごすのが駄目ですね。
返信する
のびたさんへ (マリババ)
2016-09-10 19:59:09
よかったですね。
渥美次郎さんよく知ってますよ。
敬老会のイベントに出れれたんだ。
此方も75歳以上ですが、100歳以上の人も沢山いらっしゃるんですね。
のびたさんんの歌声ボランチェアも皆さん笑顔だもんね。
返信する
reihanaさんへ (のびた)
2016-09-10 21:10:52

渥美二郎さん テレビでも懐メロの時くらいしか出ていませんでしたね
一昨日は元気で若々しかったです
演歌の番組はわずかとなりました
もう少し聴きたいです
うたごえの活動 ボランティアとも 皆さんが笑顔になってくれること 私も幸せです
返信する
屋根裏人のワイコマさんへ (のびた)
2016-09-10 21:17:24

渥美二郎さん 演歌師の人生 そして大病を生き抜いたこと 歌の持つ不思議なエネルギーの中にあると思いました
私は歌を通じて 多くの方と知り合い絆が出来て ともに楽しみながら生きていること 自分でも素敵な人生だと思ってます
歌は健康の源 若さの素 ストレス解消もできるものですね
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くりまんじゅうさんへ (のびた)
2016-09-10 21:20:49

渥美二郎さんは知っていましたが 大病を患ったことは知りませんでした
歌の持つ病気への免疫性で克服されたこと 素晴らしいことですね
何かに取り組んでいる方は 生き生きとしていますね
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