春は不思議なものだ 気温が上がり 一斉に花が咲き 人々は心まで豊かになって行く
四季それぞれは日本の豊かな恵みであるが 冬はどちらかと言うと 気持ちまで萎縮してしまう
特に北国などは 四季は年の4分の一では無い 半年くらい 雪に覆われたり厳しい寒さである
それだけに 春を待つ心は 計り知れないもので 桜が咲けば一気に喜びにあふれると思う
自然は 時には怖ろしいが 樹々や草花は しっかりと季節を覚え 私たちを癒してくれる
その中でも桜が一番華やかで 私たちを あたたかく包んで 続く花たちを呼んでいるようである
あと一週間もすると 東京の桜は開花しそうだ
昨日もウォーキングしながら 桜を眺めた ソメイヨシノのつぼみはまだ固いがそれらしくなっている
幹の途中から突き出した小さな枝には 一つだけ 今にも咲きそうに つぼみが色づいていた
カンザクラの大木が 私が先よと 満開になって空に向かい 歓びの唄を歌っているようだ
白い花が無数に青空に映えている 空と白い花は 清楚でもあり美しい
街路樹の白モクレンも咲く こぶしは時に見かける
桜の花に関連する歌は 童謡唱歌にも多い そして 歌謡曲などにも数多くある
心がスキップする 桜の花の咲くころは~♪ 白い花が咲いてた~♪ いろいろのメロディが浮かぶ
春は人の心をあたたかく包む 貧しくても 独りでも 悩みや苦しみも和らげてくれそうだ
作家の宇野千代さんは 桜がことさらに好きだった その衣装や持ち物も桜が多く描かれている
そして いつも感謝の中で90数歳のいのちを終えた
私はね毎日毎日 何かに感謝を覚えるの 朝 目が覚めれば ああ生きていると感謝するのよ
90歳過ぎても 家の中に居ても 化粧は忘れない 誰に会うわけでもない
病院生活でも看護師さんや医師が 自分のために尽くしてくれるのだから いつも感謝なのよと言う
大手術の日でさえ 有難いことよ 私のために懸命に力を尽くして貰えるのよ
感謝の数は歳を重ねるごとに私も増えてきた 若いころは当たり前のように感じられないものだ
家族が居ること 歌の世界で多くの支えてくれる方たちが居ること 好きなピアノが弾けること
多くの花たちも ベランダに来るすずめも みんな私を癒してくれる 感謝はいっぱいある
幸せって何だと理屈で考える前に こうした小さな感謝を拾い集めていたら それが幸せである
小さな不幸は人生の試練 これを超えた時に 感謝を覚える
過去はみんな波乱万丈 それはそれ 今が幸せで生きて行ったら人生満更でもない
最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m
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