運命を 変える言葉は 夫から

私は、性格上ついつい無理をしてしまう。

そして好奇心が旺盛だから、なんでも気軽に始めてしまう。

趣味もそうだし、仕事もそう。

「前向きになんでもトライするのが、お前のええとこやなー」と夫も言ってくれます(えへっ、のろけ)。

ただ、始める決断は、けっこう簡単にできるのだけれど
何かをやめる決断がなかなかできない。

本当は「仕事を断る」のもとっても苦手、無理してでもどうにかやろうとします。
だけど、物理的に考えて、どう無理をしても、どう頑張ってもできない・・・と判断した時は
「ごめんなさい」しますが、そんな切羽つまらないと、よう断れない。

ただ、この半年、体力的に、メンタル的にハードだった。

大好きな家族旅行にも、今年は全然行けていないし
ウインドサーフィンにも1度もいっていない。

ねん挫したりもあるけれど、やっぱり無理があるんだよね。

さらに、突発性めまい症が再発しちゃって・・・・・。

夫は「のんびりしときや。家事もなんもせんでええねんでー」と言ってくれるけれど
このままの状態が続くと、やっぱりあかん。

ちゃんと生活を見直して、立て直さんと。

そういえば、13年前に会社を辞めるのも、夫の一言がきっかけだった。
その半年前に、それまで梅田勤務だった私が
神戸に転勤になり、毎日最終バスで帰宅する日々が続いた。

頑張っていたけれど多分、毎日疲れた顔をしていたんだと思う。

「しんどかったら、会社を辞めても、ええねんで～」と夫に言われ、はっと気がつき
会社を辞める決断をしたのを思いだしました。

その一言がなかったら、多分会社をやめる勇気が出なかった気がします。
そして、それからフリーランスで仕事を始めたのです。

夫は、私に家事を求めないけれど、たったひとつ求めている(だろうと思うこと)ことがある。
それは「笑顔」。

私が笑顔でおかえりなさいと出迎えることさえ守れたら
夕飯がなかろうが、掃除ができてなく散らかり放題だろうが、すべて許してくれる寛大な心の持ち主。

私も、仕事が忙しいことを口実に、そのひとつだけを守ってきて、他の家事はあんまりやっていない。
「夕飯を作ってくれていたら、ラッキーやと思う」というぐらいになっていました。
(まぁ、最近というか、風ちゃんが家族になってからは、夕飯を作る日の方が多くなったけどね。
だけど、料理をはじめるのは、たいてい22時頃からやけど)。

もしかして、今も何かを削る決断をしなくちゃならない時なのかもしれない。
そう思って相談した。

夫としゃべっているうちに、自分の心のもやもやした部分が見えてきた。

「自分の人生やん。無理ばかりはあかんで。やめたり、断る勇気を持たないと」と言われ
ちょっと気持ちが晴れた気がしました。

たとえ、好きなことであっても、無理をしていたら、続かないし、どんどん負担になってくるもの。

あー、そうや今年の私の抱負は「無理をしない」やったんや。それを肝に命じて、しきりなおそ－っと。

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