ネオクラ式

Neo-classical style of the daily life ★

こんにちは(Be-1)/ありがとう(BMW_E30)

2010-09-19 17:06:01 | クルマ(E30)
BMW(E30)
幼い頃からの 20年越し の “憧れ” の クルマ
状態の良いモノを探して10年目、とても信頼できるメカニックさんのショップで出会い、念願を叶えさせていただきました。。
旧車や外車の扱い方やメンテの仕方 etc...... E30とナックさんに いっぱい教えていただいて 感謝です

親の身体・ガレージの兼合い・仕事や生活 etc...... 車をサイズダウンしなければいけない状況も重なり、乗り換えです。
E30君 本当にありがとう

E30 が “憧れ”だとしたら、“思い出” は スカイライン・ジャパン です。
でも、昭和50年代の旧車は… さすがに現実的ではありません。



それで(このブログでも前振りがあった…) 日産パイクカー第1弾 『Be-1』 です
今ではほとんど見られないキャブ車なので、吸気・噴射・点火の各系統に 若干の不安はありますが
ご機嫌に動いてくれさえすれば キャブ車の独特な運転フィールは 好きです。

何度か記した音響設計も 実はBe-1仕様のものでした

幼い頃、初めてクルマの発表展示会に連れて行ってもらったのが このBe-1。
そういう意味での 思い入れがあるクルマなのです

E30のクーラント漏れ

2010-08-24 23:11:32 | クルマ(E30)
E30君のトラブル “水漏れ” です…
同じ箇所から、今回で2回目。
ボンネットインシュレーターも濡れて、地面には水溜りが。



完全にE30のウィークポイントと言える スロットルボディからです

ボディ本体は アルミ製、 ガスケットは 何故か 「紙(コルク)」 で 出来ているのです。
もっと強い素材を使って欲しいものです…

この周囲は細いトルクスボルトで固定されているため、錆ついている場合は折れたりもします。

前回も今回も、“滲み” を 通り越して “噴き出し” です。

前回は ボディごと中古部品で交換しましたが、 今回は 師匠(信頼するメカニックさん)のところにも部品は無く…
「バイパス手術」を。


  ※ 萌え系お姉さんが指している場所、 左:術前 ・ 右:術後。

お解りいただけますかね~
ホースを外し、完全に水の流れをカットです。

スロットルボディ箇所にクーラントを通す意味合いは、寒い時期のヒーターとして とのこと。

残暑が猛暑の今年、現在。
水は 危険箇所を迂回(バイパス)させても大丈夫、と 言うか… この方が安心 とも考えられるでしょう。

加速度

2010-08-10 21:32:43 | クルマ(E30)
シルキーシックスと称される程、スムーズな回転が心地好い BMW “E30”。
20年以上前のモデルということもあり、街乗りメインでゆとりのある運転で楽しんでます。
調子も好調



その反面、スパルタンな加速にも耐え得る性能も兼ね備えます。

日本の一般道では有り得ないスピード、 私は テスト走行のコースでも こんなに回したことはありませんが
動画を発見


普段の使用で高速道を100キロ程度で走行する際の体感から、回し切ったらこんな感じかなぁ
と イメージ出来る特性があります。

加速度。 こういう条件でも シルキーさがあります。

そして…
フィアット・パンダ


雰囲気あります
こじんまりと、こんな感じでドライブするのも愉しいかもしれません。

E30の加速特性から、車のイメージが膨らんだ記事でした。

足回り

2010-07-27 20:35:02 | クルマ(E30)
最近の朝、道路が渋滞しがちで…
ちょっとだけ早く出てみたら、今日は何故か めちゃ空いていました。。

余裕が出来た十何分かの時間で、一昨日の記事(ステアリングジオメトリー)が 再び 頭に浮かびました。

実際に目視

このE30は320ですが、信頼するメカニックさんの判断で 325用のロアアームをトレードインしています。
厳密に純正パーツを見ると、320と325では 区別されています。
各ブッシュ類の状態も、まずまず良好 良く出来た足回りです

切り方向のタイヤ(内輪)のキャンバー角がポジティブ側に動いていく気がする状態。

外寄りオフセットから生み出される見え方も、好い雰囲気を醸し出します。

E30足回り、今日 改めて感じた事柄でした。

ステアリングジオメトリー

2010-07-25 20:55:02 | クルマ(E30)
今日は夕方に用事があり、クルマを走らせました。
猛暑の中でも 快調に走ってくれること 嬉しいことです

基本的に(ネオクラ向けに)優しい運転を心掛けていますが、今日は(道路交通法の範囲内で) 回して・切って
ちょっとだけ E30の持ち味を感じる運転をしてみました。

しかし E30のステアリング特性は、旧車とは思えない粘りと 欧州車ならではのステアリングインフォメーションを伝えてくれて 楽しいものです。
帰り道、ステアリングジオメトリーを考えてみました。


車がスムーズにコーナリングできるのは 「アッカーマン機構(アッカーマンリンク)」、旋回時に外輪と内輪の切れ角に差異を与える機構があるためです。
コンパスで円を描くときをイメージしたら解り易いですが、後輪の車軸から引いた線と 前輪2本それぞれから(タイヤの向きに対して 90°に)引いた線が 旋回中心で合致したら、そこがコンパスの針の位置です。
その中心を合わせるために前輪それぞれの切れ角を変えるのですね。


E30については
ナックルアームの長さとアーム角が、絶妙なセッティングです。
めいっぱいステアリングを切るとタイロッドエンドの出っ張りがキツくなるバランスなのですが、切り方向のタイヤ(内輪)のキャンバー角がポジティブ側に大きく動いていく気がします。
もし それが計算上のセッティングだとしたら、素晴らしい持ち味です。

最近は 足回りの特性の研究も進み、コーナリング中のタイヤは ある程度のスリップ状態にある方が安全 という見解が一般的の様です。
(最近は、ステアリングアーム角を パラレル寄りにセッティングする車が ほとんどです。)


旋回時には、タイヤに遠心力とコーナリングフォースの相反する負荷がかかるため スリップアングルが生じ、タイヤの向きと進行方向は一致していません。

これら様々な機能の関連性から 細かな計算がなされる足回り、エンジンパワーや車重等の要素とも相まって ベストなフィットとなる条件は…
かなり貴重で すごい確率なのかもしれません。

価値のあるステアリングジオメトリー・セッティング
技術者の研究の結晶ですので、私は基本的に 足回り “ノーマル維持派” です。

ファンファーレ

2010-07-23 20:40:30 | クルマ(E30)
ファンファーレ、要するに ホーン 「クラクション」 です。
BMW(現行モデルは分かりませんが)フロントタイヤ前(バンパースカート裏)に、ラッパ口前向き(本体 横付け)で取り付けられています。

E30のクラクションは “MIXO”や“HELLA”の 製品がインストールされていますが、“FIAMM”が 稀に存在するとのこと。
実は私のも “FIAMM”製でした
ベンツやプジョーのイメージが強いですが、BMWでも あるんですね~。

しかし 20年モノ、劣化が進んでいたため イタリアの “VOXBELL”(ストリートホーン/VH422とVH432の和音)を L字ステーで前向き加工して 使用しています。
ちょい低音な日本車の感じ、どことなく ベンツ純正風にも聞こえる音色です。
が… 水が原因でしょうか 本体が接触不良気味
万が一のパニック時に 鳴らない、なんてことは 保安上 よろしくありません。

交換を目論む製品は… 『 Haoer Horn 』 (HT-3013) なる 製品


パッケージにメーカー名も見当たらず、大きな文字で 「 Very good 」 なんて 書いてあり 怪しげが匂いがプンプンします。。
ところが、実は・実は、侮れない 優れモノです。

E30のクラクションの中でも サイズが 一番 大きく、音質的にも 好みで 安定しているのが“HELLA”なのですが。。
この Very good な製品、欧州自動車部品メーカー最大手の Hella KGaA Heuck & Co.社製のエレクトリック 『ツイントーン』 と 全くの同一製品なのです


普通に売られている Hella の ツイントーン が数千円するのに対し、この Very good(というメーカーにしておきましょう)は 上手に探せば 千円程度。
1/4~1/5程の価格で買えたりします

ネオクラを イメージを保ちながら上手に維持する手段として、「賢い選択」が クルマにも サイフにも 良いのでは と思います。

E30メンテ記録

2010-07-11 20:55:02 | クルマ(E30)
予定どおり、掃除したり 書いたり調べたり…。
なかなか進まず 手強い感じでした
せっかくですし、何度かに分けて、確実に掃除します。。
快適な空間 クルマだけでなく、部屋も重要ですしね。

部屋の一角を片付けていたら、1年くらい前の E30メンテナンス時の写真が出てきました。

早速 スキャン
整備記録がてら、アップしてみます。

幾つか施した E30ウイークポイント対策、内 3つほど紹介します。

オートマのオーバーホール


燃料ポンプの交換


ウオポン(他の水系)&タイベルの交換


特にオートマについては、E30も ヨーロッパ車の多くに搭載される ZF製のミッションです。
このZF製については、人によっては 「ガラスのオートマ」 と呼ばれ、「壊れやすい」 と言われがちですが。。
私 個人的には、バシバシかつスムーズにシフトしてくれる 心地好いオートマです。

オートマの耐久性については、ケミカルにも大きく左右されると思います。
当時のヨーロッパ製のATFは、ちょっと性能が低かったという話を聞くこともあります。

そして、国産オートマがズバ抜けて耐久性が高いため、比較するとデリケートな点もあるかとは思いますが。。

駐車場などでの切り返しのとき、片手でハンドルをグイグイしながら 前進⇔バック を 繰り返し、完全に停止する前にセレクターをシフトしている光景を目にします。
オートマが “かわいそう” です…。

オートマ車はミッションが繋がるとき、一番の衝撃とストレスを受けます。
セレクターのシフトは完全停止後とし、不必要なセレクター操作や急発進は控えるべきです。

適切なメンテを施しつつ 一呼吸おきながらの操作と運転
ZFミッションは 決してガラスではありませんが、ガラスと思って扱うべきと 思います。
心地好いフィールを体感させてくれるオートマなのですから

シルキー★シックス

2010-07-07 22:27:27 | クルマ(E30)
あえて、タイトルにしてみました…。 「シルキー・シックス」
(このブログを見てくれてる人、クルマ好き以外の方も居られるので…。)

BMW E30、ドイツで1982年から1994年にかけて生産された2世代目(今となってはネオクラシックな)3Seriesです。
日本ではバブリーな時代、当時の価格で390万円もしていた贅沢な車です。
「シルキー・シックス」や「六本木のカローラ」などの呼ばれ方をして、人気を博しました。
BMWブランドのイメージはもとより、その性能や完成度やスタイル、ホンマもんの銘車だと思います。。
2リットルで6気筒のエンジン、FRで5ナンバーサイズ。 今の日本では 多分ありえないスペックでしょう

オイル(AMALIE)交換から5日目、オイルギャラリー内にもしっかり馴染んで “なめらか(シルキー)” です。

本来 車のエンジンは 構造上、燃焼効率と回転バランスから 1気筒あたり500cc前後が一般的だと思います。
各メーカーも多くの種類のピストンを生産することでコストアップにもなりますし、各パーツのモジュラー化を進める昨今です。
例えば 2リットルで4発・3リットルで6発・4リットルで8発とすれば、同じピストンを流用できることになりますね。
その流れがあるため、このE30や昭和の国産車の様な “個性” が 最近は薄れてきているのかもしれません。

個性的で独自性のあるコンセプトやフィーリング、生み出される訳です。

 

そして、1つのシリンダーが吸気行程にあるとき、他のシリンダーは それぞれ 圧縮・爆発・排気 の 各行程を行う点火順序となります。
この行程のパワーがクランクシャフトに伝えられる仕組みにより スムーズに回転する構造がマルチシリンダーです。
回転バランスに優れるのは 直6・V8 が ベスト、理論上 振動は「ゼロ」になる計算です。
しかも 1気筒あたりの排気量にとても余裕のある仕様、E30(特に320)のシルキーさは ここに由るものなのかもしれませんね。

理論上 振動は「ゼロ」
しかし、実際は そうとは言い切れないのがメカの特性であり面白さだと思います。

ネオクラを大切にする意識と、シルキーさを引き出すメンテナンス。
E30維持の醍醐味です

オイル(AMALIE)交換

2010-07-02 22:44:35 | クルマ(E30)
そろそろです、と 言うか… 交換です。

スラッジも全然 見当たらず… オイルギャラリーも綺麗でベストな状態でしょう


血液、リフレッシュ。
ボトリング状態では こそこその褐色ですが、たらして見ると 淡い色が AMALIEインペリアル の特徴です。


滲みも広がってはおらず、年齢相応。

500キロ毎のゲージチェックでも、減りは ありません。

E30のオイルパンはアルミ製、確か… 純正のドレンボルトは中が空洞だったと思います。
くれぐれも 締め付け過ぎにはご注意を
オイルパン側のネジ山、または ボルト自体の損傷を招きます。
やってもぅて リサート補修なんて、嫌です。

E30の規定トルクは30ニュートンメートル。
ちなみに私は… ドレンボルトを社外品マグネット仕様で強度を増し、パッキン(ワッシャー)をネジ山より柔らかく厚めのアルミ製を用います。
原則 パッキンは毎回交換。 厚く柔らかい材質にすることで、30Nm締め + ちょっとだけ手締め で、安心ですね。

さてさて、ご機嫌は
さすが AMALIE
とってもスムーズなエンジン回転を生み出します。


そして、ちょっと前に増し締めしたクーラントバイパスのジョイント。

漏れは止まってます。 暑い季節の 不安箇所、先ずは一安心です
でも、目視判断 ロア側の2本は、ここ1年位が寿命ですかねぇ~。

オイルフィルター

2010-06-30 21:32:43 | クルマ(E30)
アマリーにハマリます
それ以来、いつも以上にエンジンオイル交換への意識が強まっています。

よく 「オイルは血液」 と 言われますよね
走行キロ数は勿論、エンジンの回し方や気候条件も加味して 交換時期を総合判断すべきと思います。

E30のオイルフィルターと言えば、KNECHT製またはBOSCH製を使用されている方が多いと思います。
KNECHT製の オイルギャラリーからの動脈・静脈の穴が多い仕様…、
BOSCH製の 不動の信頼性…。
間違いない選択です、…が。

MANN製 フィルター

あなどれません!!

メーカー ホームページでの製品への自信、決して大袈裟な表現ではないと思います。
(実は一度 分解したことがあります 綿密で精巧な構造でした)

基本的に濾過性能が落ち込む前に交換してあげればオッケーなパーツ、それ以上 詳しくは解りませんが。



次回のオイル(AMALIE)交換、準備完了です。

クルマは電気で動きます

2010-06-21 21:59:59 | クルマ(E30)
E30チューンで、一番の効果を実感したのが…
アーシング

クルマは電気で動きます。

例えば、+側はイグニッションコードにより供給されていますが、その電気の戻り道である-側はエンジンブロックを通ってバッテリーの-に戻ってきます。
つまりエンジンブロックに電気抵抗があった場合ここで電位差が生じるためプラグに発生する電圧が減ることになります。
こういった箇所が車のあちらこちらにあります。
アーシングによってこのような不具合を解消し、グラウンドが安定します。
結果ノイズの減少、燃費の向上、パワーアップが見込めます。

( ↑ ↑ E30でお世話になっている一番信頼しているベテランメカニックさんのコメント)
  http://www.nac-car.com/


ついでに、排気系。

E30の持ち味のひとつ、図太く かつ 心地よい サウンド
鉄マフラーだからこその音です。
ステンや流行りのチタンでは、E30らしくありません。

スーパースプリントのスチール製、です。


更に ついでに、音響空間。

E30のスピーカーは、前後ともに5.25インチ(13センチ)。
フロントは足元と、決して恵まれた音の指向性ではありません。
しかし、リアトレイのデッドニング性は良好。

リアにはバスに強いSSL製の300Wクラスのモンスタースピーカーを仕込み、フロントにはミッドに強いプラネットオーディオ製を。
空間センターに向けてツィーターを打てば 快適な音響空間の完成です

RA192

2010-06-21 21:20:19 | クルマ(E30)
憧れのOLDホイール
VW専用品として存在していたのは知っていましたが…
モデル型番までは、実際に履くまで知りませんでした。

E30の足のサイズ
ハブ径・オフセット・穴のピッチともに、チョイ前のVW4穴と同一です。
ただし、オフセットは少しマイナス側に出してあげるべきですが。

自分の中での旧車ホイール、BBSのメッシュがcoolだと思います。
このRA192。
メッシュの格子サイズも小さ過ぎず、ホール部分までメッシュデザインが及び、シルエットがキマッてます。

程度の良いモノは存在しないだろう、と諦めかけていたさなか。
G県のYさんという方と出会い、大事にされていた192を譲っていただくことになりました。
奇遇な接点にも驚きましたが、クルマの好みや捉え方も共感し合えることにも驚きました。

レア物、大切にさせていただきます。 感謝いたしております

Yさんも実際、E30に履かせようとされたとのこと…
しかしホイール裏のRの出具合からタイロッドエンドへの干渉が微妙に生じ、断念された様です。。
コレもYさんと意見が合うところですが、スペーサーでかわすことは好みではなく…
しかし、192を履くことの意味と思い入れを優先、フロントのみ4ミリ強のスペーシングで組付けです。

ボルトもBMW純正のテーパー首ではなく、VW純正のラウンド首。
ホールストロークも純正より20ミリ長いため、それに合ったロングボルトでの取付けです。

そして
(好みが分かれるところ かもしれませんが…) 自分の好みに正直に「ホワイトリボンタイヤ」
本当は ミシュラン か トーヨー か クーパー が 欲しかったのですが、どこにも在庫ナシ。
AC スーパーマンザ HR-02 という、これまた レアタイヤです。

コーナーでの切り始めの反応で 一瞬不安な挙動を感じますが、直進安定性とノイズの質は けっこう好みです。


ホイールデザインとの とけこみ方も 程よい主張も、E30 + RA192 + ホワイトリボン。
愛着を感じます。

第64回ゴールデングローブ賞でアニメーション映画賞を受賞した『カーズ』
ライトニング・マックィーンが迷い込んだルート66沿いの田舎町ラジエーター・スプリングスの靴屋(タイヤ販売店)の
腕利きピットクルーにハメられたホワイトウォールタイヤ、妙に印象深いです。

地味ぃ~な ミーハーなんでしょうか?! 私?!

お湯加減

2010-06-20 21:33:55 | クルマ(E30)
E30の計器(と 計器からの情報)… 少々お疲れの模様
今日も少しだけ気にしながら走らせていました

【パッドセンサーのワーニング】
点きっぱなしです。
 輸入車のブレーキは実利重視、パッドのダストも多ければローターも減ります。
 ま、 効く、って証拠ですが。
 足回りを目視しても、減り具合から点灯は不自然。
 計器パネルの下部をコンコンとノックしてみると、消えます。 が、また点きます。
 端子の接触の問題ですね~、気にしません。

【燃料計】
満タンのまま下がらない、夢の様な出来事??!や、針が踊る様に振れたりも。
 ガソリンタンク内のフロート接点のひっかかりでしょう。
 E30君からの注意喚起の意思表示と理解、「しっかり見てるよ」と心で呟き、気にしません。

【水温計】
ブルーゾーンを超え、1/4~センターの範囲を走行条件により動きます。
 ヒートするよりは安心、動き的にオーバークールも免れる範囲と理解。
 メーターの状態から誤差はあるにせよ、表示機能は果たしているはずです。
 で あれば、エンジンルーム内の機関的に問題なければOK!
 念のため、リコールの出ていたラジエターキャップとサーモスタットを新品交換。
 ワコーズのクーラントブースターとストップ&リークを添加して ジョイントを増し締めしておいてます。
 これもまた E30君からの注意喚起の意思表示と理解。するものの…
 これから 夏本番
 水関係は ちょっと気になります。 頑張ってくれ~



他には エアコンVベルトの減りがあり、カタカタ音を発することがあります。
タペット打音やインジェクターの動作音と間違えがちですが、Vベルトがプーリーに埋まってくると…
ファンベルトの様なキュルキュル音ではなく カタカタ音を発します。
タイベルと違いエアコンベルトは 万が一でも(僕がヒートするだけ)元気と気合いがあれば致命傷には至りません。
ベルトの滑りもないので、もう暫く大丈夫でしょう。

とにかく、水温。
問題ないはずですが…

適温、快適な「お湯加減」で あります様に。。

アマリーにハマリます

2010-06-19 23:00:32 | クルマ(E30)
E30を大切に維持すること、クラシック全般に言えることですが、幾つかのポイントがあります。

先ずはエンジンオイル。

近頃は量販店のオイルコーナーに行くと合成油 = 高級オイルとして扱われていますが…
オイル技術的な進歩と、最近のエンジンに使用される材質の向上等から、シールやガスケット類への攻撃性は問題ないと言えるでしょう。
役割の的を射た精製がされていると考えれば確かに正しい選択でしょう。

しかし、クリアランスが広く攻撃を受けやすい旧車の場合は、その限りではありません。
滲みや漏れを誘発します。

例えば、エステル系の合成油。
流体潤滑域でオイルの粘性抵抗を減らすには最高のオイルですが、エステル単体ではシールを膨張させる攻撃性を有します。
イメージとしては、てんぷら油もグリセリンと脂肪酸が結合したエステルです。
攻撃性の他に、イカの様な水分や複雑な成分(うまみ成分?)を含む食材を揚げるとてんぷら油はすぐに汚れますよね。
間違いかもしれませんが、水気等に対する安定性も良質な鉱物油の方が勝ってると感じます。

これらのことから、結論!! 北米(ペンシルバニア)産のパラフィン系鉱物油がベストです。

なぜパラフィン? かと言いますと…
国内で製造される鉱物油のほとんどは中近東産のナフテン系鉱物油(環状分子構造)なのに対し、北米産のパラフィン系鉱物油(鎖状分子構造)は
分子表面積が大きく、電気的な分子間吸引力が働くため強靭な油膜が形成され容易に劣化しない長寿命だと思います。
加えて天然の「ろう」成分も有しているとのこと。
シールやガスケット類への攻撃性も極めて低いことからも、パラフィンリッチな程よい高粘度のものを使用しています。
 
世界のオイル供給量としては、パラフィン系が5% で ナフテン系が95% とのことです。

質の良い日本酒は悪酔いしない?!的な、そんな感じです。

グレードについても、最近のSMグレードはZDDP(ジアルキルジチオリン酸亜鉛)フリーであることが大きな特徴だと思います。
旧車ではカムとロッカーアームの接触面は、スリッパ型と言う平面接触で油膜でのみ潤滑されていました。
それが最近ではローラーベアリング接触となり、摩擦面の負担は軽減されてきているため環境的に問題のあるZDDPを控える傾向にある様です。
ZDDPの潤滑性は旧車には必需品とも言えるものですが、環境面と経時経過でエンジン内に残す不純物から考えると多すぎるのもどうかと思います。
そこで、ネオクラ式にバランスが良いと考えるのは…
SLまたはSJグレードのパラフィン鉱物油ということになるのです。

当初はずっと POLO LUBRICANTS の TURBO XLD、CI-4/SL・グローバルDHD-1 の 10W-40 に 進化剤 を 注入していました。
  http://www.tasco.co.jp/polo_lsc/tpi_turboxld.html
  http://www.sinkazai.com/

POLOオイル、本当に良いオイルです。
そして
この進化剤、プロショップでしか施工できないうえに…
エンジンを回しながら 「点滴」 で 一滴ずつ注入するのです。

 
ところが、もともと15W-40指定の20年モノ。 それでも、滲みます。

そこで現在は、アマリーのインペリアル。

20W-50と10W-40と10W-30の3種ありますが、適宜 15弱W-40強 の 粘度配合になる様にブレンドしています。

これが素晴らしい

E30の特性として感じるのは、まさにシルキーシックス。
軽いレスポンス性よりも しっとりした粘り強さだと思いますが、そのフィーリングをしっかり引き出してくれます。
『Add Miles And Life In Engines』 (マイル(距離)とエンジンの生命を延長する)
AMALIE

アマリーにハマリます