今日は 十六夜(いざよい) の月ですね
“十六夜”… 昨日の十五夜の月に比べて 月の出がちょっと遅い十六夜。
月がためらっていると見立て、「ためらう」「躊躇する」 の意の動詞 『いざよう』 が名詞化した表現です
一見(一聴) ネガティブが表現に思われますが、私が昔 読んだ本のストーリーは
前向きなもので、とっても印象深いものでした。。
十六夜のレプレゼンは 「物事が進みにくい」、しかし 言い換えれば 「ずっと変わらない」。
十六夜 月の下で… これから先…
大切にしてく人と居ること
大切にしてく事をすること
大切にしてく物を使うこと
それが 永遠 の おまじない っていうストーリーでした。
また、文学では 『十六夜日記』。
弘安6(1283)年頃の成立とされていますが、日本人の自然観って 不変の歴史を感じます。
簡潔でストレートな表現の中にも、母子愛に支えられた強くて大事な想いが感じ取れる文学作品です。
日記が始まった日付は 10月16日、まさに 陰暦の 今日 なのです。
人って… 年を重ねる程、将来を見据える程、どれだけの気持ちで 人・事・物 を 愛し守り抜けるか。
それが 歴史として 親子として 人生として、受け継がれて 実を結んでいくのだと信じています。
実は とっても大事なこと、表面的なものに隠されて 見落としがちですが…
絶対に忘れてはいけないと感じている今日。
何を差し置いてもの 絶対的・不変的、人って人生には必ずありますしね。
いま、心から実感してます。
秋の心情とも相まっているのですかね
しかし 今日、 秋
月がとっても綺麗です。