(どちらが良い・悪いの話ではありません、前もって…。)
後輩の〇〇君と本当に久し振りに話しました。
彼(関西出身)は、東北の女性と結婚したとのこと。 おめでとうございます!
このゴールデンウィークに奥さんの実家に行ったそうですが、そこで…。
「あんだ(あなた)、そんなにズバズバ話したらダメだべ(だよ)」と指摘されたそうです。
彼なりに悩み、相談した人から、この様な助言があったとのこと。
“日本は江戸時代の文化が根付き、成り立っている”
◆関西以外の地域・県は、武家の文化。(建前の文化)
江戸の武士の間では何か問題があったらすぐにお家断絶などと言われたため、表面上は何も無いように振る舞わないといけなかった。
ことわざの『武士は食わねど高楊枝』
腹が減っていても満腹のように見せるという文化の一例ですが、これが現代になって、相手を心配させない気遣い。
どんな状況でも信じて見守る気持ちとして定着した。
◆関西は、商人の文化。(本音の文化)
活気があり社交的な商人の社会では、建前では商売が成り立たないため、逐一ストレートに物事を伝える関係性。
現代でも強い本音でのやりとりが定着した。
○○君も元気な関西人ですが、このことでは凹んでいました。
私もその逆の悩みがあります。
私も東北出身で関西に居ますが、苦労はありました。
今では些細な日常会話上は関西の感覚でやりとりが出来ますが、大事なことを伝えようとするときには東北人の感覚になってしまいます。
傍から見ると小さなことかもしれませんが、このギャップに陥ると誤解が生じて当人は精神的にも追い詰められます。
○○君に言いました…。
東北には[静]の粘り強さ、穏やかな包容力があるょ。
関西には[動]の人情味、根っから明るい活気があるょ。
難しいですが、自分からの働きかけや努力の他に、絶対に相手に理解を求めることも必要です。
地域性・県民性は土地・人の特性や持ち味であり、一方からではなく、お互いが相手を信じて解ろうとする見方が必要です。
○○君も私も素敵な関係性を築いて信頼を深めたいものです。
切望、ですね。