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スポーツコラム(10)東京六大学野球 監督の開き直り

2011年10月04日 | スポーツ

きのう(10月3日)、明治・慶応の第3戦があった(写真は、明治の1番打者・中村将)。

土曜日の第1戦は、エース野村で負けて、明治は崖ぷちに陥った。

しかも、第2戦は、先発・難波(春日部共栄、4年)が2回にツーランを浴びて、チームは崖ぷちから両足が落ちて、手でつかまっているような状態だった。

善波監督は、そこで開き直って、ほとんど実績のない岡大海(倉敷商、2年)をつぎ込む。

そんな岡が投打に大活躍をして、明治はからくも3対2で第2戦をものにした。

第3戦では、打線がしぶとい繋がりを見せた。

とりわけ、序盤2回に、下位打線がツーアウトからヒットでつなぐ。

9番小林要(日大三、4年)が押し出しの四球を選んだあと、なおもツーアウト満塁で、このところ不振だった1番中村将(関西、4年)が左対左の対決にもかかわらず、三遊間に流し打って、2者を迎え入れた。

1点だけだったら、どっちに転ぶか分からないぎりぎりの勝負で、この一打が大きかった。

主砲・竹田(報徳学園、文学部4年)は、6番にさがった。

左中間二塁打のタイムリーをふくむ2安打と気を吐いた。

一塁の守備でも、再三ファインプレーを見せて、野村を助け、主将としての面目を保った。

とはいえ、竹田の打率はまだ2割台。まだ君のやるべきことはある。

(つづく)

 

 

 

 

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