今年も『八郎』を読みます。昔な、と話は始まります・・・と、マスク姿でブログを書いています＾＾；

空気の澱みは、困りますね。黄砂ではないとのニュース。だからといって、ねぇ。

喉が渇いたようになったので心配になり、今日は家の中でマスクをしています。PM２．５対応マスクです。医療用らしくて、ほんとうに仰々しい形をしています。20枚入りを買ってしまったのだけれど、外で使うには勇気が要ります。かけ心地はとても快適なのですが、見た目が、ねぇ。

隙間だらけの建物に住んでいるので、ちょうどよかったのかもしれませんね＾＾；

呼吸することからは、逃げることができません。呼吸器が不具合を起こしたら、朗読に差し障りが出るようで気が気ではありません。

　　　

さて、

あの日から2年が経ちました。

今年も、3月の二人会では『八郎』(斉藤隆介)を読みます。

　海は押す。八郎は押し返す。海はまた押す。八郎の、腹から、胸から、肩まで水が来てよ、とうとう首から鼻まで水が来た時よ、八郎はそこらじゅうがひっくらかえるような声で叫んだとや。

　「分かったァ！　おらがなして今までおっきくおっきくなりたかったか！　おらはこうしておっきくおっきくなって、こうしてみんなのためになりたかったなだ、んでねがわらしこ！」

 

二人会inガス燈

３月１６日（土）～東日本大震災を忘れない～

　　　＊利益の半分を放射能被害が今も続く福島の保育園に送らせて頂きます＊

柿原智恵子…『福島からの手紙-ある保育園の取り組み』
　　　   －あれから1年3ヶ月、福島の保育園から－
　　    『見張り番のミトゥ』（いしいしんじ）　  

   武　順子……『八郎』（斉藤隆介）