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武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

もうすぐ40年経つのだなあという話

2020年03月24日 10時18分57秒 | Weblog

宮城まり子さんが亡くなられました。

宮城まり子さん死去 「やさしいことはつよいのよ」

 宮城まり子さん(みやぎ・まりこ=「ねむの木学園」園長、歌手、本名本目真理子=ほんめ・まりこ)21日、悪性リンパ腫のため死去、93歳。東京都...

東京新聞 TOKYO Web

 

(ごめんなさい。このリンクを中央に置くことができませんでした!)

私が初めて、お客様の前で朗読した作品は

ねむの木学園の子供が書いた『たかひろ』という詩集からの詩でした

 

23歳だったと思います

あれから40年が経とうとしています

 

山内雅人先生と坂井清成先生の元で

勉強しました

下北沢の小劇場での初舞台は

膝ががくがく震え

その感覚は今でも鮮明に思い出します

 

山内先生が晩年

ソファに横たわったまま

がんばれよ

頭をなでてくれたのが

お会いした最後でした

もうすぐ命日

 

しかたのないこと

でも

さびしいものです

 

40年・・・まだ? もう?

半世紀経つまでがんばれるかな

なぁんて

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朗読会のことと風車

2020年03月08日 21時23分13秒 | Weblog

お久しぶりです

みなさん、いかがお過ごしですか?

年が明けたら

桜桃忌朗読会のお知らせをしなきゃ

思いながら三月になってしまいました

桜の蕾は

その瞬間を待つように大きく膨れて

寒々としていた裸の木々が

いつの間にか

淡い色のベールを纏ったようにも

みえてきます

 

今年も桜桃忌の朗読会を

企画しています

 

6月19日までに

このウィルス禍が

収まってくれることを

願うばかりです

 

ですので

告知はもう少し

お待ちくださいませ

 

下の写真は

去年の3月25日に撮った

オランダ風車と春風にあらがうチューリップ

千葉県佐倉市にあります

街を歩くと

春爛漫の始まりです

少しは和んでいただけるでしょうか?

今年の春は

とても穏やかに過ぎています

去年は写真のチューリップのように

必死になにかと闘っていました

 

風が吹いたり凪いだり

穏やかなときも

そんなに長くは続かないかもしれません

大切に過ごしたいものです

 

でも

私一人が穏やかなのだとしたら・・・

今回ばかりは

ゆるしてね

 

 

 

 

 

 

 

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愛のカタチのいろいろ・・・なぁんてね

2019年12月05日 14時42分00秒 | Weblog

朗読会のテーマは

ほとんど演目を決めてから

考えます。

共通テーマを探って、探って

ときには無理やり感のぬぐえないこともありますが

これらの作品たちには

こんなテーマも隠されていたのか!

という発見に興奮することもあります

「妻がいた」

なんという昭和チックなテーマでしょう

妻は夫をいたわりつ~♪ これは浪曲

オーヘンリの賢者の贈り物はクリスマスの有名な物語

あえて「愛とは!」と叫ばずとも

夫婦の物語を読むたびに

愛のカタチを学ぶことになります

いよいよ明後日です

おかげさまでご予約は満席となりましたが

演目など気になる方がいらっしゃいましたら

メールやメッセージなどで

お問い合わせくださいませ

 

あけてびっくり朗読会

なんてね

 

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『鬼火』・鬼退治の話ではないけれど

2019年10月24日 22時17分46秒 | Weblog

12月7日の朗読会で、吉屋信子の『鬼火』を読みます。

場所は千葉県市川市八幡。

 

ここ数年、鬼や鬼婆や辛い話ばかり読んでいるような気がします。

以前、読み聞かせの先輩に問われたことがあります。

どうして、救いようのない話ばかり読むのか?

なぜわざわざ辛くて悲しい話を選ぶのか?

その時は、うまく答えることができませんでした。

なぜなのだろうと、自分でも考えます。

ただひとつ思うのは

例えば鬼の話を読むことで

心の中の鬼を退治しようとしているのではないか、ということ

 

心の中に苦しみとか悲しみを抱えていたら

そこから逃げずに

架空の苦しみとか悲しみに、どっぷり浸かってみる

鬼たちは、きっと逃げていく

そういうのを、カタルシス、ともいうようですね

私は朗読することで鬼退治をする

お客さまは聴くことで

鬼退治、、、なぁんて

お手伝いができたら

嬉しいな、なぁんて

『鬼火』は鬼退治の話ではありませんが

いろんな側面から読むことのできる物語

書かれていないところを感じる物語

短編です

ぜひご一読を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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朗読会のお知らせ

2019年10月15日 11時59分40秒 | Weblog

朗読会のお知らせです

演目は、著作権の手続きが間に合わず

公開することができませんでした。

ご興味のある方は、メールなどでお問い合わせください。

 

台風の爪痕が、とてもひどいことになっています。

被害はありませんでしたか?

台風一過の安堵感から

先日のラグビーの試合のときには1人で盛り上がってオフサイドを迎えたのですが

そのあとチャンネルを変えた瞬間のなんともいえぬ罪悪感

大変な思いをしているかたがたをおもうと

心が痛くなって

次々に明るみに出る被害状況に

うまい言葉など見つかるわけもなく

ただ、私の育った街の浸水被害の様子を

テレビで見ては

川のあれこれにかかわっていた父を思い

切なくなります

どうぞみなさま

お大事になさってくださいね

 

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