久々登場のサクラとキジロ。
その前にタヌキくんの話です。
「故郷追われてノラになる」(一見さんカテゴリ)を書いたのは昨年の夏前。
代々の住処を開発で奪われ、ノラになれば害獣扱いされる不条理と悲哀を慮った。
サクラの僅かな残り餌を隙を見て食べるのも不憫だろうと、タヌキの好物を調べてみた。
柿の実やパン屑。これならノラたちと競合しない。
しかし秋になって、タヌキくんの消息はばったりと途絶えた。
単なる場所変えか、それともどこかで駆除されたか。
それが最近になって、タヌキくんらしき痕跡が。
3月に1度、先週に1度、サクラの残りが空になって土汚れた容器が飛ばされていた。
昨年のタヌキくんの痕跡と同じです。
今のところそれだけなのでまだ確定はできません。
でも、昨年のあのタヌキくんが健在だったら何よりです。
写真はサクラ、こんなにも親近感に満ちた表情を見せるようになりました
さて、サクラとキジロ。
春になっていろいろ変調がありましたが、結局元通りに落ち着きました。
相変わらずサクラは毎日数回、キジロは毎晩1回か2回食べに来ます。
変わったことと言えば2匹ともますます鳴かなくなって、こっちが気づくまで待っている。
勝手口の下ですっかりくつろいで、いずれはご飯だと疑わないようだ。
キジロなどはしっかり寝そべって向こうを向いている。
扉を開けても振り返りもしない。
信頼関係の賜物と言えばそうなのかな。
この時はこっち向いてるけど、大抵は向こう向いたままのキジロ
そう言えば先日、キーにそっくりな新顔さんに出会った。
あまりにも似ていたので、慌てて家に入って確認したほどだった。
自分の日記によると、この街で新しいノラ?を見たのは2年ぶりのことだ。
捨て猫が減ったのかもしれない。
あるいは外ネコやノラたちの住み分けが安定してきたとか。
サクラ鼻にケガして抗生物質、翌日には治ってました
そんなこんなでサクラとキジロの生活は安定しています。
騒音も出さず、通いなので悪戯もなく、交通量も少なく車の速度も速くない。
あとはキジロの手術をいつ行うか。
いずれにしても、この安定を長く続けていければと思っています。
キジロはかつてのルイのように入ってきそう
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