今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

頑張って3年

2020年03月14日 | モドキ
モドキとのお付き合い期間が3年を越えました。
3年前の3月、初めて出会ったモドキは1才前後の若者だった。当時は年末に失踪したシャッポを必死で捜していた頃、また正月に凄惨な状態で保護されたテンちゃんが九死に一生を得て、店猫生活を始めた頃だった。他にもダイフクにカブキやミセミケ、たまに黄色ブチも来て、お店のノラ事情はかなり混み合っていた。

実際にはモドキはもっと前から来ていたようだ。しかしシャッポの初めの頃同様、気配はあっても姿が見えないという状態が続いた。それでシャッポが戻ってきたと店では騒いだ。そのうち姿がチラ見されて、シャッポじゃないニャーに似ている、となってニャーモドキという名前がついた。一度スタッフと顔を合わせてからは、これもシャッポ同様で急速に懐いてきた。モドキは、他の猫たちとも折り合いをつけて店の常連となりました。

先日は自分の帰宅時にお見送りしてくれたモドキ

その後のモドキについては過去記事「~モドキの悲哀とヒストリー~」2019.8.24をご参照ください。モドキは過去3度にわたって店に入り浸りになり、スタッフに店の子アッピールをしてきたけど、いずれも最後の壁(スタッフに触られる)を越えることができなかった。一方当方にも他の猫に手を取られるなどその都度事情があって、モドキを積極的に受け入れることができなかった。そのうちモドキはノラとしての箔をつけ、風格を増していったのでした。

近くで見ると顔には勇者の勲章(傷跡)がいっぱい

昨年の春以降もたまに出会うモドキだが、店に来るというよりは通過する感じで、何を出しても食べることなく、昔を偲ぶようにしばしくつろいで消えていく。(テリトリーのチェック?) おそらくいつも夜遅くに来ているのだろう、たまに早い時間に来て出会うといった感じだった。そのモドキが、昨年末から急によく出会うようになった。時間は閉店(18時半)前後。しかもかなりの大食いに変身したのです。

もりもり食べるようになったモドキ

今年になってからは毎日来店してかつてのダイフク並みの爆食(缶詰1缶以上)。時間は相変わらず閉店前後が中心で、そのためレオは17時半頃までに中に入ってもらっています。2匹が遭遇したことが2度あるがスタッフが間に入って事なきを得た。日が長くなってきた最近は再びモドキの来店時刻が遅くなって、2匹が出会うリスクは小さくなった。今はモドキ専用の場所に置き餌をしているが、1週間に1、2度は営業時間中に顔を出してきます。

食べた後は店の中をしばし点検

ノラとしてのお付き合い期間はダイフクの2年10か月、ソトチビの2年6か月を抜いて初めての3年越えとなったモドキ。3匹ともブランクが多いので、出会った日数では毎日顔を合わせていた家裏時代のみう(1年8か月)には負けるが、モドキの強みは何と言っても現役であること。モドキの課題は住民票(被保護猫証明の首輪)の発行と手術。今のわが家は保護受け入れの余裕がなく店にもレオがいるので、モドキには何とかこの課題をクリアしてもらって、是非とも家猫の平均寿命15年に挑戦してもらいたいのです。(ノラの平均寿命は3~4年と言われている。)

頑張れモドキ! 店のスタッフがついている。

かつて店の子気分だった頃を偲ぶ? (誰もいない夜の店で)

コメント
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