今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

Sixth Sense

2020年01月23日 | 猫と暮らし猫を知る
チキンとポニーの手術が延期になった。
保護部屋に待機させ、準備万端いよいよポニーをケースに入れようとして抵抗にあい、
その隙にチキンにまで逃げられた。
ポニーはベット下の一番奥に、チキンは所在不明に。
結局時間に間に合わず、病院に手術の延期をお願いしました。

お店BYの屋根下で暮らしていた頃のポニー

その直前までいつもと変わらなかった2匹が、
いざケースに入れようと保護部屋に入ったときはまるで違う猫だった。
本気モードで逃げまどい、特にポニーは威嚇までしてきた。
悪戯して怒られたときの逃げ方とはまるで違った。

あのときの2匹は、明らかにこれから身にかかる危険を感じていた。
まるで保護者の考えていることがわかるかのように。
自分には彼らが変わって見えたけど、
彼らには自分が変わって見えたのだろう。

衰弱状態で保護して元気になった頃のチキン

思い出すのはハリーをトライアルに出したとき。
前日から不安を隠さないハリー。
信頼していた保護者が何かおかしい。
心の中のパニック状態がありありと見え、
そんなハリーに後ろめたさすら覚えた。


今は里親さん宅で暮らすハリー(トライアルの頃)

ハリーのときにも書いたように、
彼らは保護者の表情や何らかの変化を読み取ったのだろうか。
保護部屋に閉じ込めて待機させたときは感じなかった?
いや、彼らの察知能力は変化を読み取るなどといったものではなく、
もっと直接的なもののように思える。


憩いのひととき(左からポニー、キー、ちび太)

人間にも動物にも五感を超えた特別な感覚、いや能力があると言う。
第六感。 直観とも霊感とも言われ、理屈では説明のつかない感知する能力。
かつて「虫の報せ」と書いたけど、それは「報せ」なんかじゃない。
我々が持っている力だ。


難聴でも察知能力は優れていた(今は亡き)みう

しかし人間は、科学と文明の発達に反比例してその能力を退化させた。
今ではその言葉だけを残して風化しつつあるようだ。
野生の動物たちは違う。
彼らは間違いなく第六感を持っている。
人間の文明社会で暮らすネコ族に限って言えば、
彼らの六感をさらに進化させてきたとさへ思える。

それは予知能力かもしれない。
いや、人には見えないものが見える能力?
もしかしたら自分は、とんでもない連中と付き合っているのかもしれない。
そんな気がするのです。

察知能力なら誰にも負けないニャー

コメント
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