S.Boy blog

いかに生きるか いかに撮るか

プロ意識

2013-06-09 | 社会
昨日6/8の昼過ぎ、キャスターの辛坊治郎氏が全盲の男性2人で、ヨットによる太平洋横断に出発された。
驚いたのは、当日朝の8:00~9:30の番組で司会をされていたこと。この日が出発と聞いていたので「この数ヶ月の間は誰が司会をするのかな?」とテレビをつけたのだが、ご当人がスーツを着て出演されていたのは意外だった。
この日だけということでなく、この週の早朝番組もすべて出演しておられた。
同じ枚方市民だからひいきしているわけではないが、久しぶりに「これぞプロ意識」と感銘した。


下り坂

2012-11-12 | 社会
政府の7~9月GDPが大幅マイナス。
景気の指標としてGDPの値がグローバル時代に適切かどうかはともかく、
足下の景気は確実に悪くなってきているということか。
来年3月で中小企業の返済猶予制度である「モラトリアム法案」が切れることを控え、
企業はどこも与信に対して神経質になりつつある。
この国の経済は下り坂。憂うだけでなく、それなりに準備をしなければならないのだろう。

いとへん

2012-10-24 | 社会
景気が急速に悪化している、という話をよく聞く。
あらゆるモノの動きが鈍くなっているようだ。
中国関係の悪化はもちろんだが、それ以外にも複合的な要因がいくつか重なっていると聞く。
仕事柄、なにかと関わりがある「いとへん」の業界はここ1~2年で大きな変化が避けられないという業界サイトの記事について、あながち大袈裟ではないと感じる。


IT

2012-10-17 | 社会
パソコンの遠隔操作に関する今回の件もそうだが、
この国のITに対する意識があまりにも低すぎると思う。
中国からのサイバーテロにしてもそうだし、
身近な例でいえば勤め先での経営サイドによるITに対する認識も同様。
いや、これは日本企業全体に共通して言えることだと思われる。


一線を越える

2012-09-17 | 社会
中国が国境付近へ向かわせた漁船が1000隻。
ほとんどの船に軍人が乗っていると思われ、
漁船といえども、これはもう宣戦布告なのではないか。

尖閣を奪い取ることか、あるいは国内の不満や指導者の現状などの不都合なことをそらすことか、
本当の目的は何かわからないが、実はそれにも増して恐ろしいことがある。
中国経済が急激に悪化している。鋼業系の指数や貨物の指数がとてもひどいようだ。
これら経済や社会の複数の要素がとてつもなく大きな波となって、何かが大きく変わってゆくのではないか。
いや、そういう受け身的なことでなく、嫌でも何かを受け入れなくてはいけないのかもしれない。

ぎしりと鈍い音をたてて、大きな歯車が動きはじめた。
そんな気がする。


死ぬまで働く

2012-09-12 | 社会
以前から思っていたことだが、43歳の私ぐらいの世代は、老後に年金をもらって生活などということはできないと思っている。どう考えても年金制度は破綻しているし、少子高齢化が劇的に変化するとも思えない。

だから、ほとんど死ぬ直前まで働かないといけないのだろうと疑っていない。
そのためには、できるだけ病気をしない体を維持し、
80歳ぐらいまで働けるよう今は燃焼しすぎないようにし、
さらに泥臭い仕事でもできるよう「プライドを捨てる勇気」を将来備えるようにしようと、
そんなことを考えていた。

そしたら、日経ビジネスの今週号にそんな特集が出ている。「100歳まで働く時代がやってくる」と相変わらずの調子で煽っているが、動けなくなるまで労働から解放されることがない時代になるような気はする。


来なかったメール

2012-09-05 | 社会
「大阪880万人訓練」、事前の報道ではあたかも大阪府下にその時にいれば、ほぼすべての携帯にメールが届くのかと思っていたが、私を含め周りの人はドコモ以外、ほとんど件の緊急メールは来ていない。あとで「iphoneは来ないらしい」と聞いたが、これはどういうことか?
「訓練成功」と報道するマスコミもどうかと思うが、自分にはいい教訓になった。
行政はアテにならないので、やはり自分の身は自分で守らないといけないと、改めて思った次第。

追記:お盆の豪雨のとき、近隣の避難指定所である小学校が床上浸水したと聞いた。逃げる場所を自分で考えておかないといけない。


関西事情・つづき

2012-07-11 | 社会
今日の石川さんのコメントにもあるが、
先行きの暗い関西経済には思い切った施策が必要なのかも。
香港のような半独立体制でやってみる価値は十分あると思う。
「おりこうさん」的発想の東京の考え方では、関西は沈んでいくだけではないか。
新しい社会を切り開くために、
「わやくちゃ」になってみることも必要なんじゃないだろうか。


関西事情

2012-07-10 | 社会
シャープは実質的に台湾のブラック企業に買収されていて、経営トップもそれ以外に生き残る道はないと認識しているらしい。他の役員や労働組合が反対しているらしいが、かなり厳しい道を進むことしかできないのだろう。パナも大リストラの話。
電力不足もあって、関西の景気はこの先、かなり厳しい。



死生観

2012-06-15 | 社会
臓器移植については、
法律に則っていることや、技術的に目処があることは当然だろうけど、
倫理的視点や、死生観についての議論がもっと深まることを期待します。



空洞化

2012-06-13 | 社会
少し前、会社の中堅どころの人間が集まる研修があった。
そこで各人、今後の施策についてスピーチをさせられたのだが、
製造現場にいる人間の多くが語ったのは、生産設備の海外移転という内容だった。
私企業が生き残るためには必要なことのなのだが、
これが企業人としてでなく、一人の日本人として考えた場合、
果たしてほんとうに正しい選択なのだろうかと悩まずにはいられなかった。
いわゆる空洞化に荷担することになるわけだ。
アジア各国との競争は激しい。簡単に答えは出ない。


ウンザリだらけ

2012-04-13 | 社会
北朝鮮のミサイル発射に対する政府の対応、とにかく発表が遅すぎる。政権の問題か、この国のしくみ自体の問題か。
その民主党に対して、原発再稼働の件で「政権を倒す」という橋下市長も、現実問題を見据えた対応とは思えない。実際、関西の今年の夏をどうするのかという答えなしの批判ばかりは疑問。大阪維新には期待していたが、もう引っ込んでくれという感想。
いずれにしても、政治絡みでは「もうウンザリ」という話ばかり。


個人宅用太陽光発電について

2012-03-06 | 社会
今年のはじめ、懇意にしている電器店の親父から太陽光発電を勧められた。
理由は、我が家の屋根が太陽光発電には理想的な環境だからという。さっそく見積もりをとった。
というよりも、べつに頼みはしなかったのだけどグーグルアースで屋根の面積を割り出し、パネル設置枚数と発電量を含めた資料を作って持ってきた。3月までに工事を済ませると、むこう10年電気の買取量が高めに保証されるという。
おおよそこの1年の使用量を調べてみると、買取してもらうとほぼトントン。低利ローンも用意されていて、15年ぐらいのローンなら月々の電気代と変わらない。ならば、災害時の非常電源にもなるし(阪神大震災で停電を経験したので)このまま原発が再開されず計画停電になっても、自家発電があれば多少心強い。家族を守るという意味でも設置しようかなという気持ちに傾いた。

いっぽう、カミさんは「まだやめといたら」と乗り気でない。
とりあえず、ゆっくり考えてみることにする。

まず、災害時の非常電源ということだが、家が無事だったとしても晴れていないと電気は使えない。計画停電になったとして、会社から帰ってきた夜に停電されると使い物にならない。よくよく調べてみると、電圧や周波数が不安定で、災害や停電時などにどこまで使えるかわからない、ということがわかった。
よって、いくら自家発電装置を持っていても、蓄電装置とセットでないとほとんど意味がないという結論に至った。蓄電装置は現時点では、個人の届く範囲ではなさそうだ。

さらに、再生可能エネルギーに対する疑問もある。太陽光など自然の再生エネルギーとは聞こえがいいが、無理矢理高値で買い取る制度というのは、どうなのか。そのツケはどこにまわるのか? よく考えると、おかしな制度ではないのか? その制度にのっかるというのは、どうなのか。

ということで、太陽光発電はしないことにした。先月中頃にそう決めて電器店の親父に連絡した。

そしたら、今日のアゴラにこんな記事が出ている。
やはりやめておいてよかった。カミさんに感謝である。