空洞化
2012-06-13 | 社会

少し前、会社の中堅どころの人間が集まる研修があった。
そこで各人、今後の施策についてスピーチをさせられたのだが、
製造現場にいる人間の多くが語ったのは、生産設備の海外移転という内容だった。
私企業が生き残るためには必要なことのなのだが、
これが企業人としてでなく、一人の日本人として考えた場合、
果たしてほんとうに正しい選択なのだろうかと悩まずにはいられなかった。
いわゆる空洞化に荷担することになるわけだ。
アジア各国との競争は激しい。簡単に答えは出ない。
そこで各人、今後の施策についてスピーチをさせられたのだが、
製造現場にいる人間の多くが語ったのは、生産設備の海外移転という内容だった。
私企業が生き残るためには必要なことのなのだが、
これが企業人としてでなく、一人の日本人として考えた場合、
果たしてほんとうに正しい選択なのだろうかと悩まずにはいられなかった。
いわゆる空洞化に荷担することになるわけだ。
アジア各国との競争は激しい。簡単に答えは出ない。
しかし管理職であれば、では国内の生産はどこを目指すのか!というより大きな視野の中で先を展望すべきでしょうね。
さきに希望がないと困難は乗り越えられないでしょう
この国にこだわるのであれば、ある意味、別の食い口を探すという大きな視野が必要なのかもしれません。口で言うほど簡単なことではないですが。
それができなければ、流浪の旅を覚悟しなければいけないのかも?