S.Boy blog

いかに生きるか いかに撮るか

旅の途中   瀬尾明男

2006-10-29 | 写真の本
旅の途中   瀬尾明男
ピエ・ブックス 2004年10月 ¥1900(税別)

津軽の写真で有名な瀬尾氏の写真集。ただし、ページの半分はフォークソングの歌詞。個人的には純粋な写真だけで構成してほしい、そう思わせるだけの内容がある写真ばかり。津軽地方を中心に北海道など、北国の冬がメイン。しかし、写真だけでは本として売れない時代なのでしょう。

上質な紙と豪華な表紙といったような、いわゆる重厚的な写真集というのは売れない時代なのだと思います。写真の質が相対的に軽くなっている感は正直否めないし、デジタル時代、インターネット普及によってより一層その傾向は強くなっているような気がします。このあたりの続きはまた今度。

橋本・田園風景#1

2006-10-28 | 京阪間
八幡市橋本 Canon EOS Kiss Digital-N EF-S18-55mm

久しぶりの休日出勤。朝のみ晴れとの天気予報を聞いて、6時半に家を出て撮影、9時に出社。でも、予定では5時半に家を出るはずだった。朝が弱いのはあいかわらず。

京都大阪府境付近

2006-10-26 | 枚方周辺
樟葉から橋本へ。写真の場所はまだ大阪府。
Canon EOS Kiss Digital-N EF-S18-55mm

写団くろねこのメンバーである高山氏の年度賞が確定したとのこと。今年2006年度は日本フォトコンテストで惜しくも2位。2004年度がアサカメ・スライドで1位、昨年2005年度が日本カメラ・スライドで1位。3年連続1位は欲張り過ぎですよ、高山さん。しかし氏がこれだけの成績を残しておられるのは、テーマを決めて撮影しておられるからだと思う。大阪の下町を丹念に撮り歩いておられる姿は尊敬に値するし、勉強させていただいていることも多い。テーマに信念を持っておられるので、写真に奥行き、深みがある。そんな氏の写真に対する姿勢は、酔っぱらっているときからはとても想像できないのである。
また連れて行ってください。

ぼくたちは気持ちのいい写真が撮りたい 

2006-10-26 | 写真の本
昔、キヤノンのCPEカタログに紹介されていたと思う。購入したくても高くて中学生の自分には少し手が出しにくかったが、大学生の頃どこかの古本屋で発見。その頃は写真休止時期だったが懐かしくて購入。

写真技術よりも当時の流行などが感じられることが嬉しい。デジタル時代になって古くなった記事もあるが、写真に取り組む気持ちは変わらないはず。現在でも10代の人に読んで欲しいな、と思う本。

ただし、かなり古い本なので入手は困難。オークションなどで物色するしかないかも。





ぼくたちは気持ちのいい写真が撮りたい 宮崎洋司
れんが書房 1977年5月 定価1700円


橋本・コスモス

2006-10-24 | 京阪間
Canon EOS Kiss Digital-N EF-S18-55mm

この日は息子と二人で樟葉から橋本まで歩きました。線路沿いの田んぼでは稲刈りが進んでいました。ちょっとした道のりを、息子と歩くことができるようになったということが、とても嬉しく感じられました。同時に、成長していく子供を少しだけ感慨をもって眺めていました。
でもこうして父親といっしょに出かけるのも、これまた少しの期間でしょう。