S.Boy blog

いかに生きるか いかに撮るか

大晦日・おまけ

2010-12-31 | 線路沿いのスケッチ


本日の撮影は雪の京都。靴底に見放され、雪が浸みて冷たくても、暮れるまで撮影を続ける。
この情熱がきっと何かにつながっていくはず。写真は伏見稲荷駅。


無残なワークブーツ。最初はビニルひもを2ヶ所縛っていたのだけれど、しばらくして片方が外れた。この状態では、底はズレてまともに歩けない。
この状態で撮影を続け、そして京阪特急に乗って帰ってきた。

雪の京都で靴底に見放された大晦日

2010-12-31 | 日々
今日は小掃除でもして過ごそうかと思っていたのだが・・・。
スーパー帰りにクルマのラジオから聞こえてきたのが、京滋バイパスの雪による通行止め情報。
これはきっと京都市内も雪に違いない。2010年を締めくくる意味でも大晦日の京都を撮っておかねばと帰ってから撮影の用意をする。
「掃除もしないで写真撮っていいわね。いってらっしゃい」
という、旦那のアート活動に広い理解を示すカミさんの暖かい見送りはあまり気にせず、
京都方面の京阪特急に乗る。

電車が丹波橋を過ぎたぐらいから、街は急に雪景色に変わる。まずは鳥羽街道で降りて撮影。
ところが、改札口を出て数歩歩いたところで右足に違和感を感じる。
よく見ると、ワークブーツのソールが外れているではないか。
なんでまたこのタイミングでソールが外れたりするかね。
瞬間接着剤を探しに、雪がしみ込む靴底に耐えながらコンビニを探したが、結局一駅となりの伏見稲荷へ。

接着剤が固まるまで缶コーヒーを飲み、これでなんとかいけると歩き始めたが、数十メートル歩いたところで虚しくソールが外れる。もう帰ろうかと駅に戻りはじめたが、
「ひもで縛ればなんとか今日の撮影はもつのでは」と、また別のコンビニでビニールひもを買う。

さて、また雪の街を歩き始めたのだが、5分ぐらい歩いて、やはりソールが外れる。ひもでもダメだ。
仕方ないので、寒い疎水の橋で動かずに写真を撮ることにしたが、やはり場所的にムリがあったかもしれない。
雪の夕暮れ、右足をひきずりながら駅に戻る。
充実感も得られず、なんとなく虚しい大晦日であった。
みなさま、よいお年を。


名阪国道は雪

2010-12-30 | trip
三重県の長島へ行く。アウトレットでの買い物後は、すぐ近くの「なばなの里」でイルミネーションを見る。
これが壮大なスケール。見応えは十分。
さて帰りは休日1000円が適用されないので名阪国道へ。しかし、加太トンネル付近から吹雪。ノロノロ運転になってきたので、枚方方面へのショートカットコースの伊賀上野から国道163号へ入る。遅めに夕食で呑気にラーメンを食べて店から出てきたら、クルマに雪が積もっていた。
路肩は完全に積雪しており、なおかつ雪が止まない。
なんとか走り抜いて帰宅。

PHOTO:三重県桑名市・なばなの里 D90

大阪復活処方箋

2010-12-28 | 大阪街景
当ブログにもコメントをよくいただく、コンサル会社社長の石川貴善さんが、web言論サイト「アゴラ」で記事を投稿されている。タイトルは「大阪経済から日本の縮図と未来が見えた年」。
大阪の事情を通して日本の将来をあぶり出されている。悲観的な話だけでなく、処方箋も書かれているので、一読をおすすめします。
個人的には、対策(3)の反権力について、何かヒントがあるのではないかと思いたい。
すなわち、閉塞感が満ちたこの日本社会でもし大阪からブレイクできることがあるとすれば、その具体的内容はわからないけれど「お上の言うことなんて知らん」という気概がトリガーになるのではないか。
個人的には、大阪に対して思い入れは特にない。ただ、関西在住の者として、関西の停滞は見るに忍びない。できれば何とかしてほしい、いや、なんとかしたいと切迫感さえ覚える。

高速バス

2010-12-26 | photo
名古屋から京都への高速バスは、途中滋賀県の多賀SAで休憩がある。
厳冬の夜は寒さで体が固定しない。
手ブレ補正のないGR DIGITAL2は路面に置き、2秒セルフで撮影。

高速バスに乗って地方都市をめぐりながらその街を撮ってみようかと構想中。
疲弊していく日本を、観念的なことや思想的なことは抜きにして
思うままに撮りたい。
そんな時間がとれるかが課題。


大山高氏が逝去されたというショック

2010-12-21 | 写真あれこれ
アサカメ.netで写真の殿堂を審査されていて、また先日ipadアプリの写真集を出された大山高さんがこの12月4日に亡くなられた。写真の殿堂サイトでそのことを知り驚いた。まだ49歳という若さ。前日に審査して自宅にて急性心不全というから、ほんとうに突然のことだったのだろう。この写真の殿堂での解説はとても丁寧で勉強させてもらっていた。ついこの間から自分も応募するようになった矢先の話であり、まだまだ先生の写真が見たいと思っていたのでとても残念である。それにしても、ついこの前のアサヒカメラ編集長の奥田氏も若いのに突然亡くなられたばかりだ。写真をやってる人はみな長生きだと思っていたのに。
ご冥福をお祈りします。

写真と社会性

2010-12-20 | アマチュア写真家論
毎月第3土曜日は写真クラブの例会の日。夜9時に終わってからは希望者だけで喫茶店に行き写真談義に花を咲かせる。毎回ほとんどのメンバーがそのまま茶店へなだれ込む。

さて先週末では写真に社会性を盛り込むことについて意見交換の会となった。写真表現としてそれは大切な要素であるのだけれど、あまりそれを意識しすぎると写真としておもしろくないものになってしまう。表現なので説明的であったり理屈っぽいことは評価を下げることになる。きれいなものをきれいに撮っただけでもつまらないし、そのあたりに写真家の力量が問われるのだ。

いまの日本の状況をどう写真に表現するか。テーマは遠大すぎて掴みにくいところもあるが、身近なところに素材は転がっていると思う。あとは、楽しみながら料理すればいいじゃないだろうか。

自家製写真集が盗まれた

2010-12-19 | 社会
写真展に出していた写真集がどうやら盗られたようだ。
撤収には行けなかったのでクラブの方にお任せしていたのだが、
その撤収当日に行ってみるとすでになかったという。
今回の写真集はサイズが小さいのでコートのポケットなら入ってしまう。
ギャラリーの入り口には係の方がおられるのだが、
ギャラリー内と反対を向いておられるので悪意を防ぐことができないのは仕方ない。
出す方が、こういうことを想定して出品しなければいけないのだろう。
それにして後味が悪い。