アートセラピストのイギリス便り

アートセラピスト間美栄子のシュタイナー的イギリス生活のあれこれを綴った友人知人宛のメール通信です。

The Calendar of the Soul (March 30- April 6)

2013-03-29 21:08:51 | わたしなりの魂の暦

The Calendar of the Soul

 by Rudolf Steiner

52. Fifty-second week (March 30- April 6)

 

When from the depths of soul

The spirit turns to the life of worlds

And beauty wells from wide expanses

Then out of heaven’s distances

Streams life-strength into human bodies,

Uniting by its mighty energy

The spirit’s being with our human life.

 

魂の深みから

スピリットは世界の命へと変わる

広い拡大されたところから 美しい泉が湧き出る

 

天の遠くはなれたところから

人間の体へと生命力が流れ込む

 

力強い力によって統合され

霊的存在は私たち人間のいのちとともにある


第124話  イースターの前に

2013-03-25 20:13:11 | イギリスでの暮らし

Sunshine in Cold England

 

第124話  イースターの前に

 

  

今年のイギリスの春はどうしたのか、寒さが続き、いつになったら暖かくなるのか、わかりません。日は延びて、鉢植えのスイセンも伸びてきているのに、その上に雪がちらついたり。

今週は、キリスト教の暦ではイースターの前の「パッションウィーク」です。木曜日は最後の晩餐、金曜日はキリストが磔になった日。聖書には、裏切り、おそれ、かなしみ、さげすみと、さまざまな苦しい感情が描かれています。

わたしにとって3.11以来、3月は、お彼岸もあるので、このパッションウィークが二重、三重になっているように感じられます。

わたしが15歳のとき、高校受験をおえて、お彼岸に祖母のお墓参りに行ったことを覚えています。うまれてはじめて、何かを強く願い、努力して、苦しい日々をすごしてきたのが終わり、ほっとして、春の日の日ざしの中で、感謝のことばを捧げていたのだと思います。お彼岸は、あの世が近くなるときなのでしょう。

 

ひげをたらした痩身のワイズマン、ジャングルが参加していた、金曜日のアートセラピーグループは、ほかの3人のメンバーはみな体重100kg近い男性患者さんたちだったので、「Big men’s group」 と呼んでいました。

最近、二人のBig men がなくなり、とても残念な気持ちでいっぱいなのですが、ふと、天国で、ジャングルが「また Big men’s group が集まったね」と笑っている笑顔が思い浮かばれてきて、わたしも、ほほえみました。

映画、「City of Angels」でも、死に行く人をお迎えに来る天使が恋した主人公の女性は手術医でしたが、病院で働くというのは、天国に近いところにいるのだなあと、改めて思ったりしているこの頃です。

 

(間美栄子 2013年3月25日   http://blog.goo.ne.jp/nefnefnef


The Calendar of the Soul (March 23-29)

2013-03-22 21:22:06 | わたしなりの魂の暦

The Calendar of the Soul

 by Rudolf Steiner

51. Fifty-first week (March 23-29)

 

Into our inner being

The riches of the senses pour.

The Cosmic Spirit finds itself

Reflected in the human eye,

Which ever must renew its strength

From out that spirit source.

 

私たちの内なる存在へと

感覚の豊かさは注ぎ込まれる

宇宙的なスピリットは自身を見出す

人間の瞳の中に反射する

それはその強さを新たにしている

そのスピリットの源から


The Calendar of the Soul (March 16-22)

2013-03-15 20:05:05 | わたしなりの魂の暦

The Calendar of the Soul

 by Rudolf Steiner

50. Fiftieth week (March 16-22)

 

Thus to the human ego speaks

In mighty revelation,

Unfolding its inherent powers,

The joy of growth throughout the world:

I carry into you my life

From its enchanted bondage

And so attain my truest goal.

 

それは人間の自我に向けて語りかけてくる

力強い啓示のうちに

その生来の力を開示して

世界のうちそとに成長の喜びがみちる

 

わたしはお前の中に私の生命を吹き込む

その魔法にかかったようなむすびつきから

そしてわたしの真の目的を果たすのだ


The Calendar of the Soul (March 9-15)

2013-03-08 21:11:11 | わたしなりの魂の暦

The Calendar of the Soul

 by Rudolf Steiner

49. Forty-ninth week (March 9-15)

 

I feel the force of cosmic life:

Thus speaks my clarity of thought,

Recalling its own spirit growth

Through nights of cosmic darkness,

And to the new approach of cosmic day

It turns its inward rays of hope.

 

宇宙的ないのちの力を感じる

思考に語りかけてくる

 

自身のスピリットの成長を振り返ってみる

 

宇宙的な暗闇の夜の中を通りぬけてきた

そして新たな宇宙的昼に近づいている

 

それは希望の内なる光線を変えていく


The Calendar of the Soul (March 2-8)

2013-03-01 20:44:26 | わたしなりの魂の暦

The Calendar of the Soul

 by Rudolf Steiner

48. Forty-eighth week (March 2-8)

 

Within the light that out of world- wide heights

Would stream with power toward the soul,

May certainty of cosmic thinking

Arise to solve the soul’s enigmas-

And focusing its mighty rays,

Awaken love in human hearts.

 

 

世界の広く高いところからさす光のうちに

魂に向かって  光が放射する

それは宇宙思考

 

魂のなぞを解くためにわきおこる

そしてその強い光線に焦点を当てている

人間の心に  愛が目覚める