アートセラピストのイギリス便り

アートセラピスト間美栄子のシュタイナー的イギリス生活のあれこれを綴った友人知人宛のメール通信です。

The Calendar of the Soul St John’s Tide (June 24 - 29)

2012-06-24 11:54:16 | calender of the soul

The Calendar of the Soul

 by Rudolf Steiner

12. St John’s Tide (June 24 - 29)

 

The radiant beauty of the world

Compels my inmost soul to free

God-given powers of my nature

That they may soar into the cosmos,

To take wing from myself

And trustingly to seek myself

In cosmic light and cosmic warmth.

 

世界の輝くばかりの美しさが

わたしの内なる魂を自由へと向かわせる

 

神様が与えてくださった わたしの本来の 聖なる力

それは 宇宙へと高く舞い上がらせてくれる力

 

さあ その羽を広げて 自信を持って

ほんとうの自身を見つけに行くために

宇宙の光と あたたかさの中へ行くために


The Calendar of the Soul (June 16 - 23)

2012-06-16 21:23:28 | calender of the soul

The Calendar of the Soul

 by Rudolf Steiner

11. Eleventh week (June 16 - 23)

 

In this the sun’s high hour it rests

With you to understand these words of wisdom:

Surrendered to the beauty of the world,

Be stirred with new- enlivened feeling;

The human I can lose itself

And find itself within the cosmic I.

 

夏至の高い太陽のもと

知恵なることばを聞くのは あなた

 

世界の美に囲まれ

新たに活性化された感覚で感じ

ひとは 自分を捨て去り

宇宙の中の自身を見つけることができるのです


The Calendar of the Soul (June 9 - 15)

2012-06-10 21:19:00 | calender of the soul

The Calendar of the Soul

 by Rudolf Steiner

10. Tenth week (June 9 - 15)

 

To summer’s radiant heights

The sun in shining majesty ascends;

It takes my human feeling

Into its own wide realms of space.

Within my inner being stirs

Presentiment which heralds dimly,

You shall in future know:

A godly being now has touched you.

 

 

夏の輝くばかりの盛りに向けて

光輪にかこまれた太陽は昇っていく

 

太陽は人間の感受性を

広い宇宙の領域にへと連れてゆく

 

わたしのうちでなにかが動きはじめている

わずかに伝わってくる予感

 

おまえもいずれわかるだろう

神なる存在が

いま おまえに触れはじめた

ということが


第112話  わたしのボスのこと

2012-06-09 22:49:05 | 出会った人

                             

                            石楠花の木の大きさがわかるように、わたしの帽子を写真に入れました。

 

*ナショナルトラストのガーデンのひとつ、シェフィールドパークにいってきました。高さ15mもある巨大な石楠花の大木群に、人間の頭ほどの花がびっしりと、これでもか、これでもか、と咲き誇り、いやいや、130年も経っているガーデンとは見事なものです。人間はちっぽけなものだなと、謙虚な気持ちになりました。

 

第112話  わたしのボスのこと

 人は、お互いに切磋琢磨するために、パートナーがいるとか、鏡のような役割をする、向き合う人が夫婦だ、といいますが、わたしの場合、ボス、病院の創始者(ダイレクター)が、まさしくこれで、いつもいつもわたしに、怒りや心配などのネガティブな感情を乗り越え転換させるチャレンジをあたえてくれます。

 つまり、彼はいつも不機嫌で、コントロールフリークなので、運が悪いと、廊下をすれ違っただけでも、「MIEKO!足拭きマットが曲がっていても直さないで通り過ぎるのは、お前だけだ!戻って直してこい!」と怒鳴りつけられるしだいで、ここで、プライドとか、恨みの感情とかが起こって不愉快になっては、ますます、彼を見る目つきが悪くなるので、今度はそれだけで、さらに怒鳴られるはめになります。

なので、「そうですね、わたしは究極の怠け者です」、「いつも余裕がありません」と自省し「素直に聞く」ということがどういうことなのか、学んでいるんだなと、思いなおします。

 この背が高く、体の大きいドイツ人は、もとは、旅先で、シュタイナー教育を受けて育った今の奥さんと知り合い、「わたしと結婚したいなら、イギリスに来なさい」といわれて、移住し、二人で、シュタイナーの人間観にもとづく、ホリスティックなケアーの仕事をしてきたわけですが、強い信念と実行力で、施設を拡大、充実させてきているすごいひとで、毎晩のように、患者さんのことを話し合うミーティングで、鋭くポイントを突いてくるという面もあります。

じつは、わたしはこのボスとは10年も前に出会っていて、彼のエリザベスキューボラロスの「死の受容の五段階」を含めた講演を聴いたとき、感動したわたしは、ぜひあなたの病院で働きたい、と手紙を書いて送ったということがありました(もちろん無視されました)。

 その後、大学院でアートサイコセラピーの勉強をして資格をとって、念願かない、未来を予知していたかのように、彼の病院で働くようになったわけですが、なんとか認められたい、と思いつつ、ひどく扱われると、恨みに思うという、愛憎まじった感情は、緊張を生み、どんな顔をして、廊下をすれ違ったらいいのか、もうわからない。

 これを人は、ストレスと呼ぶのか?

花粉症もひどくなっていて、胃は痛いし、わたしもそろそろ休暇が必要になっているようです。いいタイミングに7月に友達がヨーロッパに来るというので、わたしも便乗してローマにいってきます。では、また、ローマのことなどお便りしますね。

 (間美栄子 2012年 6月1日  http://blog.goo.ne.jp/nefnefnef

 

シェフィールドパーク in Sussex in UK


The Calendar of the Soul (June 2 - 8)

2012-06-02 19:43:18 | calender of the soul

The Calendar of the Soul

 by Rudolf Steiner

9. Ninth week (June 2 - 8)

 

When I forget the narrow will of self,

The cosmic warmth that heralds summer’s glory

Fills all my soul and spirit;

To lose myself in light

Is the command of spirit vision

And intuition tells me strongly:

O lose yourself to find yourself.

 

ちっぽけな自分の想いなんて 忘れたとたん

夏の輝きを予告する 天のぬくもりが

私の魂とスピリットを いっぱいにし始める

 

光の中で 自分を忘れることができたら

霊的な予言も 実現できるようになるし

直観が強く強く何度も こういっているのが聞こえてくる

 

おーい、自分を忘れて 本当の自身を見つけるんだよー。

おーい、自分を忘れて 本当の自身を見つけるんだよー。