友達の健康が心配。
「携帯の酸素ボンベを、最近大きなボンベに変えたの」
という。
「部屋の中を移動する時は長いコード、短いコードと使い
分ける」 話している最中も息苦しそう。
夜、寝ると咳が酷くて止まらないので夜中はずっーと
横になれない、 と聞いて驚いた。
可愛そうに!
そして、 何よりも大きなオドロキは、 体重が25キロ。
ああ、 何たること!
胸がつまって言葉が出ない。
「折れそう」 の形容は、痩せ細った彼女に決して大げさ
な表現ではなく、本当に 細くて、折れそうで、痛々しい。
生半可な慰めの言葉などかけられるものではない。
彼女とは幼い頃からの親友で、わたしたちはいつも一緒に
勉強したり、遊んだり。
屈託なく過ごしたあの頃の思い出が、哀しいほど鮮明に
蘇ってくる。
「もう一生治らないので・・・」 と彼女は言うけれど、
元気になってほしい。
暖かくなったら会おうネ。