野蒜日記

折々のこと

ひっそりかん

2013-11-30 09:00:54 | Weblog

昨日は 金山時 を作ろうと思い立ち、麹やさんへ行った。


第一通り駅で下車し、向かった肴町までの道筋にはほとんど
人影もなく、特に第一通りは午前の11時過ぎだというのに
ひっそりかん。  日蔭になっているせいもあって寒々しい。


嘗て勤めた○○局舎が取り壊され、跡地がマンションとなった
時には驚いた。 あれはいつのことだったか。

 

見慣れた街のそこここが様変わりし、あの頃繁盛していたで
あろう老舗も、今は心なしか憂いが漂っているように見える。


買い物客や街ブラ族で賑わい、活気のあった有楽街も今は昔。



「この間 『まいうー』 の石ちゃんが来たでしょう」


「そうそう見た、見た。 この辺りを歩いたからね」


麹やさんの奥さんとしばしそんな会話。 
果たしてこの肴町で、石ちゃんはどんな感想を抱いただろうか。



その後、遠鉄百貨店へ。 


帰りは7階、5階、地下での買い物と、麹の1キロとで相当の
重さになってしまい、よろよろ、よたよたしながらバスターミナル
へと急いだのだった。

あれから8年

2013-11-24 05:23:16 | Weblog

ブログ投稿の第1回目は 2005年11月24日 だった。 


あの時一緒に始めた人たちはその後どうしているだろうか。
お会いする機会のないまま、丸8年が経ってしまった。


わたしは語彙が少なく貧弱な文章ながらも、ボチボチと
続けて今日に至っている。



閑話休題、


昨日、親友Mちゃんのご主人が逝去されたとの報せが入った。
脳梗塞で倒れ (3回目) 入院したのが今年の7月。 
意識不明のまま、遂に帰らぬ人となってしまった。


このところ訃報が相次いでいて、 寂しい!


「元気でいようよ」 今、主人とそんな話をしたばかり。

 

風邪は万病のもと。  時節柄どうぞ皆様ご自愛を!

寒くなって

2013-11-21 11:48:56 | Weblog

「越前の海辺は寂し雪もよひの波荒き日に訪ね来にけり」

あの時、震えながら詠んだ一首である。
北陸に旅行したのは11月の半ば頃だったか、紅葉もきれいだったが
寒い日だった。

「我が実家(さと)も曹洞宗なり大本山永平寺は今紅葉(もみじ)の盛り



現在、
北陸地方はもう雪らしい。


今年は異常気象で、爽やかな秋を感じることもなく一足飛びに冬の到来
である。


空の色や風の音などにそこはかとなく感じる秋の気配、やがて晩秋
から初冬へと移りゆく季節の中で、それに応じた暮らしをしている
のだけれど、今年はどうもおかしい。


この冬は寒さが厳しいかも知れない。 冷え性のわたしは冬が大の
苦手である。


風邪をひかないように十分注意しよう。




ブス

2013-11-19 10:01:45 | Weblog

ブス(醜女)とは、容貌の醜い女性。 まずい女。  と広辞苑に出て
いる。


「ブスの会」 というものがあるならば、わたしにはその会長になる
資格十分。 
 


一昨日、美容院でちょっと短めにカットしてもらった髪型が、どうも
しっくりせず、今朝は一段と醜さが増している。


中学生の頃、クラスの男の子たちにつけられたあだ名は 「おかめ」。


それはイジメではなく、彼らは多分に親しみを込めて言うのだった。


「おーい、おかめ、これ解る?」


「え? そんなことも解らないの?」


当時はみんなアッケラカンとしていて愉しかった。


「Tさん 『どんぶりおかめ』 と言ってごめん」  いつも戯れてクラスの
人気者だったM男さんが、卒業間際サイン帳に書いてくれたこの一言が
懐かしい。 思い出す度に笑ってしまう。 


あれから幾星霜、 そんなクラスの仲間たちの多くが既に鬼籍に入って
しまい、寂しくなっている。


遠い昔に想いを馳せながら、しみじみと鏡の中の自分を見つめる。


うーん、やっぱり・・・ ブス。

星期日

2013-11-17 14:27:11 | Weblog


大家好!

今天的中文課zenme様? 老師談的話是難, 還是不難?

我以為,他men都聴得憧了。



講座の様子を想像しながら午前を過ごした。


わたしはあれ以来、テレビでの中国語講座も見ず、ラジオも
聴かず、自己嫌悪に陥るほど怠惰な暮らしをしている。


まだどうにか脳裏に留めている単語やセンテンスの数々を
忘れないように、との努力も怠って。


チャランポラン症候群に振り回されて、軌道修正はもう無理、
無理。


こうして、わたしは老いの急な坂道を終着駅までひたすら
下って行くのです。



祝大家的幸福, 万事如意!


Sちゃんと

2013-11-15 09:13:00 | Weblog

昨日はSちゃんの家へ行った。


Sちゃん夫婦とわたしたち夫婦、いつもながらに話題満載で
愉しい時間を過ごした。


中でも予てからSちゃんと約束していたのは折り紙のこと。
折りながらも互いに冗談を飛ばし合って笑いが止まらない。


「オリンピックまで元気でいようよ!」


帰りにSちゃんたちから里芋 (2種類) さつま芋、カブ、
水菜その他、沢山の野菜を頂いた。 

枯れ蔓に

2013-11-04 10:31:21 | Weblog

「枯れ蔓に一つ咲きたる朝顔の色しらじらと秋深みゆく」


昨日、
道すがら色褪せた朝顔が一輪風に揺れているのを見た。
肌寒くなったこの時期にまだ咲いているなんて、 夏の
名残のその一輪が妙にいとおしく、物寂しくもあった。


我が家では主人が丹精して育てた菊が咲き揃いつつあり、
満開が楽しみな今日この頃である。



ところで、
同級生のS子さんが亡くなったと知ったのは、たった今。


葬儀は一昨日だったという。  青天の霹靂!!
  


知らせてくれたK子さんによれば、今年6月頃に入院して
手術を2回受けたけれど 「癌より悪い病気で、効く薬も
ないんだって」 ということだった。


癌より悪い病気って、一体何だろうか。


すでにクラスの女性の半数が身罷られてしまい、本当に
寂しくなった。


明日は我が身か。


それ故わたしは前向きに、悔いのない過ごし方をしたい、
と日々思うのである。











出雲の国に

2013-11-01 10:27:09 | Weblog

この地方では 11月1日 の今日が神様の御発ちで、お赤飯を
お供えするのが慣わし。


八百万の神々様が出雲の国へ御発ちになるという言い伝えがあり、
我が家でも忘れてはならない年中行事の一つとなっている。


我が家の神棚に在します天照大御神様はじめ他の神々様、ご無事に
御発ちなされましたでしょうか。


お榊の水を取り替え、三方にお洗米、塩、水。 それから蝋燭に灯を
ともし、柏手を打って手を合わせる、これがわたしの毎朝の日課。



Sちゃんからメールが入った。


「Tちゃん、お赤飯炊いた? 今日は11月1日だよ」 と。


「ありがと、ありがと。 手抜かりなくちゃんとお供えしたからね」


それからあれやこれやとメールのやりとりが続いた。


「折り紙教えて!  近いうちに会おうよ」


結論が出てメールの応酬は一旦終了となった。