「○○年度卒業文集」 息子が中学を卒業する時の文集
である。
あれからどれほどの年数が経っただろうか。 何気なく
書棚から抜き出し、今一度読んでみた。
我が息子の書いた 「四人の友」 と題した作文は
「僕に大きな影響を及ぼした者、四人・・・・・・・・・」
の 書き出しから始まり、 彼ら四人のそれぞれの特徴や、
その彼らから受けた良い影響などについて綴っている。
フム フム、 なるほど、なるほど!
最後に
「閑話休題
この四人ほど僕の今までに影響を及ぼした友人はいないだろう。
僕は、いい友人に恵まれてしあわせ者だとつくづく感じる。
これからも末永く付き合っていきたいと心から願うのである。」
と 締めくくっている。
文の構成も表現力もなかなかのもので、我が息子ながら天晴れ
である。 (中三とは思えず、とは親ばかチャンリンか)
わたしの書く文章はこの程度。 もう彼には到底太刀打ち
出来ない。 すべての点で、親を何倍も乗り越えている
のだから。
ところで、この卒業文集、白状すると昭和51年3月の発行で
ある。
わたしの年齢も解ろうというもので、 恥ずかしい!!
息子の四人の友人たち、今頃どこでどのように過ごしているだろうか。