「方言はその地域の文化」 である。
時代と共に変わりつつある言葉。 それにつれて
方言もだんだん消えていくけれど、これは何とも
惜しい気がする。
標準語ではうまく伝え難い、伝わり難いニュアンス
のものも、方言ならばすぐに受け止め、その状況を
理解出来るし、第一使い慣れた方言は耳にやさしい。
ここで2,3、の方言を、
ナンショカンショ (なにがなんでも、どうしても、とにかく)
ブショッタイ (だらしない、不精だ、不潔だ)
ヤットカブリ (久しぶり、暫く)
ヒズルシイ (まぶしい)
ユルセクナイ (くつろげない、ゆっくりできない)
センショッタイ (お節介やき)
などなど。 (方言集より)
標準語にはないその地域独自の、味わいのある言葉である。
語源を知るのも興味深い。