野蒜日記

折々のこと

鈍感力を

2007-02-27 16:11:42 | Weblog

好き嫌いのはっきりした気の強い人であった。

その人の前では萎縮して思うことの半分も言えず、それどころか
緊張のあまり思わぬ言葉が口をついて出てしまい、ひどく落ち
込んだりした。

顔色を伺いながらの会話は苦痛であった。

ある日、ふとその人の噂が耳に入った。 同じ思いを抱いて
いる人が他にもいるのだと知り、いくらかホットした。

出来ることなら遠ざかっていたい。 
幸い今は会う機会がなく、平穏な日々を過ごしているけれど、
どこかでバッタリ遭遇するようなことがあったならば、その時
はあっさりと、さりげなくいこう。 

鈍感力が必要かも。