南日本海人、最近の信条

　不惑も過ぎてずいぶんたつが、この歳になってみると自分で決断を下すということが非常に多くなってくる。いや、大したことの決断ではないのだが、こまごまといろんな決断を自分でしなくてはならない立場になるということがわかった。
　能力がないので、その決断を下すときにはいろいろなアドバイスというか、自らを勇気付けるための言葉を探して集めて、座右に置いている。今日はその言葉の紹介をしてみたいと思う。
　現在の座右の銘は以下一二である。

○　勝負には通らなければならない道がある。怖気づいても、そこが勝負所では決断しなければならない。
○　今リスクを拾うことで明日のリスクを少なくする。
○　危険でも簡単な方を選ぶ。直感の七割は正しい。
○　何事も一直線には進まない。
○　不意打ちをおそれない。
　以上、羽生善治（棋士）の著書からの出典。

○　終わったものを捨てなければ、前には進めない。
　フォレスト・ガンプ（映画）からの出典。

○　ものごとは、人が考えたり、言ったりすることの二倍手間がかかる。
　ピーター・ドラッガー（経済学者）からの言葉。

○　見方を変える。何事も行き詰れば、まず自分のものの見方を変えることである。往々にして、他の見方のあることを忘れがちである。
　松下幸之助の言葉。

○　人は幸せになるために生きている。
○　自分を大事にしすぎると、自分が弱くなる
　以上、ダライ・ラマ一四世（チベットの指導者）の言葉。

○　少しの時間にも男時、女時とてあるべし。
　世阿弥の言葉。

○　感謝、前向き、楽天
　我がモットー。

　いずれも、私の心の琴線に引っかかった言葉である。
これらの言葉で、自分を叱咤激励して何とかやっている次第である。特に羽生さんの言葉にはお世話になっている。天才勝負師の勘所の真髄である。決断の際の肝となる言葉だと考えて参考にさせてもらっている。