ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

南日本海人、秋の夜空を眺める

2007年11月06日 | わが町の景色
 シェリーさんの星空ブログに訪問させていただいて、まだ子供が小さかった頃、ちょうどこの季節に天文台に行ったときの事を思い出した。近くにあるちいさなN天文台である。

 近くの天文台、あるのは知っていたが、それまでいったことは一度もなかった。私も家族も初体験であった。  
 天文観測が七時からと言うことで、六時半頃に合せて着いた。売店兼休憩所に入り、いろいろな天文や星座などに関連したグッズを見て回る。他にはない、ちょっと変った品物もあり、ものめずらしくあれこれ手にとってみた。そのうちに定刻となり、係員の方の呼びかけで、天文台の方に移動する。一一月になり、夜風は肌寒い。もう少し着込んで来れば良かったと後悔するが、我慢するしかない。
 三〇人ほどのお客さんが来ていたが、その半数ほどはアベックであった。彼らには、夜風は冷たくはないだろうな、とおじさん嫉妬気味に思ったりした。
 天文台に上がり、係りの人の説明を聞きながら「月」から始め、「プレアデス星団(すばる)」、「アルタイル(牽牛)」と「べガ(織女)」と見て行き、最後に「土星」と「木星」で締めくくりとなる。直径六メートルほどの周りにニ〇人ほどのひとびとが囲み、二箇所の望遠鏡を順番に覗いていった。私たちは子供二人を連れているので、自分らの番が回って来るたびに抱えて見せてやった。
 特に白鳥座の黄色と青の二重星「アルビレオ」が綺麗で、感動した。
 身体が冷えてきたので、アベックに負けるものかと、二人の子供を交互に抱っこして、暖をとらせてもらった。子供は体温が高いのであたたかい。
 空気の澄んだ夜空は美しかった。天文台に感謝しつつ、家路に着いたのだった。
 
この時期、一年の中でもっとも空が澄んでいて夜空も昼の空もいちばん綺麗である。たまには日常の雑事から離れて、空を眺めてみるのもいいかもしれない。
心の洗濯である。

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