不意打ちの雪

　おやおや、びっくりしたなあ。今朝は雪景色だ。昨夜はあんなに暖かかったのに、今日は雪模様とは。二月には春の陽気がずっと続いたのに、三月に入ってからこれだ。なんとも、自然の変化は予測しがたいものなのだなあ。
　ここ南日本海地方の西部、石見では近年ほとんど雪はない。山間部では別だろうが、海に近い我が町では、雪が全く降らないので恋しいぐらいであった。ところが、啓蟄も過ぎてこの模様である。
　折しも、今日は我が子の受験の日である。身が引き締まっていいかもしれない。
　知り合いの人の子は東京に帰るのに飛行機が飛ぶかなあと心配していた。欠航になれば帰るのを延ばさないといけないと言っていた。でも、聞くところによると、今晩夜半から、もっとひどくなってくるそうだ。それじゃ、永久に飛行機で帰るのは無理だ。新幹線の駅までは列車に揺られて行かないといけない。
　よその心配をしている場合ではなかった。

　今日は、いつもの仏様のお水を替えておこう。