ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

南日本海人、清流下りについて

2008年06月10日 | わが町の景色
 少し前に、わが南日本海地方の西に流れる高津川が日本一水質のいい川に選ばれた。なんともはや、光栄な話である。なんでも、一六六の一級河川のうち、同率一位が九河川あったのだが、北海道が四つ、本州が四つ、九州が一つであるという。
 高津川は南日本海地方、島根県と山口県の県境に源を発する一級河川で、ダムが一つもない(堰のようなものはあるが)。そのことも幸いしてか、すばらしい水質を保っている。
 高津川は自然にめぐまれ、たくさんの動植物を育む清流である。その水質は下流の河口まで人が泳げるぐらいである。アユをはじめ、種種の魚を見ることができる。鵜飼もやっている。ちなみにこのアユ、美味で、特に高津川の支流匹見川で取れたものは、高級食材として東京築地の料亭にも出回っているということである。
 また、高津川のある地元益田市の小学校では、この高津川の研究が児童の間で盛んである。特に、吉田小学校ではホームページでその研究が紹介されている。(思い出したのでついでに記すが、この吉田小学校のホームページは、全国小学校でナンバー1になったホームページである。ぜひ、ご参照されたい。)地元の自慢の川である。
 おもしろエッセイカヌーイスト、野田知佑さんの本を読んで以来、いつかカヌーに挑戦してみたいと考えている南日本海人であるが、地元の地方にこの高津川のように良い川がたくさんあるということ、これは偶然のようには思えない。なので、豊かな自然の中、川を下り、川原でテントを張って、アユやヤマメを焼いてビール、という生活にたいへんあこがれるものである。いつか、清流下りをしてやろう。
 上流から下流へ、流れのままに下っていく。そういえば、変なことを思い出した。うちのおばあちゃんが言った言葉である。
 「人が死ぬということは、(人生という)長い川を下って、河口から大海に出るということだろうね。」
 いや、まだ私は死ぬつもりは当分ないが(あと五〇年ぐらいは)、うちのおばあちゃん、すごいことをいうなあ、とびっくりしたものである。なんとも、アナロジーとして、非常に説得力があり、納得できるような表現ではないか! 
 まだまだ、「大海」に出るわけにはいかないし、人生という川のいろいろな所を冒険してみたい、味わってみたいと考える、南日本海人であった。
 その前にアユの塩焼きが食べたくなったなあ。生ビールで…。おっと禁酒中であった。ご飯で我慢しよう。

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