南日本海人、サミュエル・R・ディレーニイから… 2008年03月19日 | お気に入りの本・映画・アート 作家のサミュエル・R・ディレーニイが好きである。『ワセダ三畳青春記』の記事でも少し触れたが、ディレーニイは私の青春である。 非常に才能にあふれた人で、作家としての一面のほかに、ミュージシャンと、数学者という道のどれを選ぶか、若い頃迷ったそうである。思えばうらやましいような話である。 彼の作品の中で『スターピット』というのがある。その中で、主人公に向けられた脇役の言葉、「自分の行ける方向一つを . . . 本文を読む