なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

宇治川散歩、今日の目玉はムラサキシキブとヒメコウゾ

2021-06-22 05:23:11 | 植物

さてさて、アカメガシワの花が雄花か雌花か調べに行ったあの雨の日。
それだけで帰るなつみかんではありません。
当然、いつもの林縁をお散歩です。
すると歩き始めてすぐのところに、しっかり咲いていましたよ、ムラサキシキブ(シソ科ムラサキシキブ属)。
それも何本か!



花は両性花で、雄蕊4本、ぴゅんと白く突き出しているのが雌蕊です。


全体像。こんな感じで無造作に生えています。
なんでシソ科やねん、と思いますがこうみると葉が大きくてシソっぽい!?
対生ですし。


もうひとつ、目に付いたのがヒメコウゾ(クワ科コウゾ属)の実です。
パッと見、キイチゴのように見えますが、クワの仲間。


クワなら食べられるはず・・・と一粒つまんでかじってみました。
う~ん、甘いけれど少し埃っぽく、毛が口に残る感じ・・・


4月に咲いた花。
このウニのような雌花が実になったわけですから、毛が沢山出ているわけです。


たった1週間くらいでトキワツユクサも満開に・・・満天の星状態。






近くの紫色のヒメジョオンも満開!


どうしてこの一帯だけこんなに綺麗な色なのか・・・


ここで吊り橋を渡ると・・・


クヌギ三兄弟のお出迎え~
お天気が良かったら横の空き地でバーベキューをしている人が沢山いるのですがさすがに無人。


右岸で見つけたハゼノキの実。


大きなクマノミズキを見つけました!
やはり沢山さいていますが、雨が強くてくすんでいます。




こう大きいと、花がテーブル状横からしか見られませんね。


ということでこの日のお散歩はこれだけ。
さて、この後咲くお花、あったでしょうか?
また週末に行って探してみたいと思います。


【撮影:2021/6/13  宇治川】


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15 コメント

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おはようございます^^ (attsu1)
2021-06-22 06:27:03
ムラサキシキブは、シソ科ですか(@_@)

シソ科って言うと小さい花のイメージですが、
ムラサキシキブは、来ですよね
へぇぇでした^^

ヒメコウゾ、和紙の原料ですよね。
以前、植物観察会で聞いた覚えがあります。
クマノミズキもしっかり撮影、
それだけですまないなつみかんさん、
さすがです^^
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ムラサキシキブ (fukurou)
2021-06-22 09:03:33
なつみかん様
おはようございます。
ムラサキシキブがシソ科だと言われてもなかなかピンときません。
やはりクマツヅラ科ムラサキシキブと思ってしまいます。順応性がない爺さんです。(笑)
齢を取ると昔のことが頭から離れなくて!
なつみかんさんは若くて順応性があっていいですね!
ヒメコウゾの雄花、花粉の煙を吐き出す面白い花でした。
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ムラサキシキブ (shu)
2021-06-22 09:19:17
なつみかんさん おはようございます。
ムラサキシキブが咲き出しました。
我が家でも、四方八方に枝を上したコムラサキに花が咲き出しました。
今朝はコムラサキの葉に、面白いものを見つけました。
これはブログ更新をしなくちゃと思っています。
(さて、何でしょう?)

クマノミズキはミズキ科ミズキ属で、普通の(?)ミズキとそっくりですが、ミズキの葉が互生なのに対してクマノミズキは対生なんですね。
クマノミズキと聞くと、大分に多い熊埜御堂(くまのみどう)さんを思い出してしまいます。
熊埜御堂性は大分では珍しくないですが、全国では珍しいですね。
返信する
ムラサキシキブ (しいちゃん)
2021-06-22 10:25:54
なつみかんさん、おはようございます。

盆栽の方が棚の一寸奥の方に有りますので、お水やりしながら咲いてる感じと思いながら撮らずに過ごしてしまいました。
けどね咲かないから地植えにした斑入りが沢山咲きそうなのでそっちでなつみかんさんの記事参考にさせていただきますね♪
クマノミズキはやっと名前覚えました
fukurouさんの記事で何とかミズキって真っ白でテーブルみたいに咲くお花の所で、
奈良だとクマノミズキでしょうと教えて頂いたから。
たったそれだけ(;^_^A
実物は当然まだ逢っていません。
けど目立つ木ですよね。
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なつみかんさん、こんにちは (さざんか)
2021-06-22 14:42:26
ムラサキシキブのお写真、とても綺麗です。
コムラサキを1度買ったけど、枯れてしまいました。
ヒメコウゾ、突き出ているのは雌蕊の花柱ですよね。
ヤマグワを思い出しました。
これは口に残るでしょうね。
トキワツユクサもヒメジョオンもびっしりですね。
又大きなクマノミズキがありましたね。
大きな木に白い花が見事です。

さて、コメントが上手く入りますように。
1,2,3!
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Unknown (なつみかん)
2021-06-22 18:26:53
attsu1さん、こんばんは。
はい、なんとムラサキシキブはシソ科になったのです。
葉が似てるなんて負け惜しみ言いましたが、花は全然違いますよね。
そういえば、クサギもシソ科に変わってますね。
遺伝子で分類するようになって、昔の知識が全然役に立たなくなりました(泣)

ヒメコウゾが元々生えてた種類で、コウゾは交配種なんですってね。
地元の山にはヒメコウゾばかり生えてますが、当然なのかもしれません。
そう言えば、もう一つの和紙の原料のミツマタは中国原産だそうですが、あちこちの山で見かけます。
昔植えた木が野生化したのかもしれませんね。
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Unknown (なつみかん)
2021-06-22 18:30:41
fukurouさん、こんばんは。
順応性ないのは同じですよ〜
ゴマノハグサ科や、ユリ科なんて、一家離散ですよね。
たまに元の科の植物を見つけると、頑張ってるね!と褒めたくなります。
時代の流れなんでしょうけど、なかなかつらいものがありますね。

ヒメコウゾの雄花、花粉で白くなっていましたが、ぱふぱふこなが出るのですね。
ぱふぱふというとホコリタケを思い出すなつみかんです。
(すぐに触ってしまいます)
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拝見しました~ (なつみかん)
2021-06-22 21:19:55
shuさん、こんばんは。
コムラサキの上の「面白いもの」、拝見しました~
ことわざは本当だったんですね!
コムラサキが好きというわけではないのでしょうけど・・・
そういえば、じいちゃん庭でもコムラサキが咲き始めていたような気がします。
確認しなくては・・・

大分の熊埜御堂は聞いたことがありません。
有名なのですか?
熊野といえば、三本足のカラス(八咫烏)の和歌山の熊野本宮大社を思い出します。
返信する
お疲れ様で~す (なつみかん)
2021-06-22 22:12:57
しいちゃん、こんばんは。
当然ムラサキシキブ、ありますよね!
斑入りですか。
じいちゃんの庭にはごく普通のコムラサキが2本あり、今花が咲き始めているところです。

クマノミズキは気づくまで全然気づきませんでした。
(って当たり前か・・・^^;)
背が高すぎて、花が咲いていても全然分からなかったんですよ~
今年は多い時は週2回くらい歩いていたので、分かったんだと思います。
緊急事態宣言が解除されて植物園も再開しましたが、地元のお散歩コースやじいちゃんの庭があるので、前ほどすっ飛んで行かなくなりました。
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今日は大丈夫です! (なつみかん)
2021-06-22 22:19:49
さざんかさん、こんばんは。
ちゃんとコメント送れたようで良かったです!
実は私も今朝fukurouさんに送ったコメント、途中でエラーがおきて届きませんでした。
すごいショックでした~
せめて直前の画面が復旧できたらいいのに、と思いますよね。

さて、今日のムラサキシキブ、自分でみても色が
綺麗だと思いました。
きっと雨の日だったので、色が鮮やかになったのでしょうね。
ヒメコウゾは雌蕊の柱頭がなかったら食べられるかもしれませんが、多分桑の実の方が美味しいと思います。
たまたまかもしれませんが、埃の味がしました。
クマノミズキはあちこちにありそうです。
次に来るのは・・・あの花かな~^^
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