みずの森というと、あのパラグアイオニバスのある花影の池の印象が強いのですが、他にも見所が沢山。
水生植物だけではなく、陸の植物もつぎつぎ目に入ってきます。
大きなカツラの木。水を好む木なので、ぴったりですね。
ホザキシモツケの花が咲いていました。
草津市の花、オオボウシバナ(青花)です。
青花の色素は水溶性なので、友禅の下絵に使ったそうです。
ツユクサの栽培品種で、古くから草津市で栽培されていました。
ご存知ギボウシですね。
まるで植物生態園のようなラインアップ。
というのも、みずの森には「湿性花園」や「秋の七草園」など陸の植物も植えられているのです。
こちらは芝生広場でしょうか。
ガウラ(ハクチョウソウ)が沢山咲いていました。
そして、圧巻だったのが、その横にあるスイレン池です。
品種は分かりませんがとにかく沢山あります。
温帯スイレンの仲間でしょうか。
元気に葉が盛り上がっています。
青空が映っていました。
キリがないのでこの辺で芝生の方に目を向けると・・・
この緑のドーム型テントみたいなのは何でしょうか?
横に回ってみると・・・
中に入れるようです。
早速入って見ると・・・
特になにもありませんでした(笑)
こちらはシダレエンジュのツリーハウスです。
大きな木が3,4本あり、中に入って暑さをしのげるようになっています。
ちょうどクリーム色の花が咲いていました。
こちらは別のツリーハウスです。
シダレエンジュといったらやっぱりこのぐにゃぐにゃの枝ですよね~
冬場によく分かるのですが、こんな感じです。→ (京都府立植物園)
今日の最後は、ハス池で咲いていたハスです。
かつて、烏丸半島の東側、赤野井湾には30万輪以上のハスが生えていました。
ところが、2016年、忽然とそのハスが消えてしまいました。
おもな原因として、湖底を枯れたハスの葉が覆い呼吸できなくなったことや、土壌の変化があるとのこと。
今は、残ったハスの茎をみずの森のハス池で育てて、種の保存を行っているそうです。
咲いていたハスの花
4つ目だけが少し違いますが、残りはシンプルで綺麗なハスですね。
実は2016年の夏、ハスが消えているとはつゆ知らず、烏丸半島を訪れていました。
期待していた光景は見られなかったのですが、少しだけハスが生えていました。
思えば、これが最後の姿だったのかもしれません。
2016/8/7 烏丸半島
いつか、ここにまた30万本のハスの花が再生することを願っています。
【撮影:2024/8/25 滋賀県草津市】