なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

お久しぶりのユリカモメ!~鶴見緑地(1)

2020-01-12 06:05:58 | 自然

咲くやこの花館を出ると、外は寒風が吹きすさんでいます。
そんな中、向かった先は大池。
120haの広大な敷地を有する鶴見緑地のほぼ中央に位置し、冬には多くの水鳥が飛来します。
今回のお楽しみのひとつが、この池で水鳥さんたちと出会うこと・・・

いるいる!


この日も大池のほとりには、多くの鳥たちが集結。
先日賛否両論のあった餌やりですが、大阪府民いこいのこの公園では、パンの耳などの餌を与える人が絶えません。
それを目当てに、集まってきています。

それでは鳥たちのラインアップ。
一番多くみられたカモがこちら。


手前にいるこげ茶色の頭に白い首、オシャレな長い羽根を持つオナガガモのオスです。
メスの方は、茶色のうろこ模様ですが、頭の茶色が柔らかそうで、表情も優しいです。
多すぎてどこを撮っていいのかもわかりません。
かく言う我々も、食パンを2枚持参。ちょびちょびちぎって撒きながらの撮影です。

陸に上がったカモは優美というよりひょうきんな感じ。よく見ると嘴が青と黒のツートンだ!


オナガガモと並んで多かったのがヒドリガモ。
しまった!最近よく見かけるので写真を撮っていませんでした。
2枚目の写真で、上1/3くらいのところの左右にいる、額が少しベージュになった茶色いカモがヒドリガモのオスです。

わがK池の主のような顔をしているキンクロハジロ、大池では劣勢です。
たった一羽で、餌を狙って奮闘していました。


そして今回一番期待していたのがこちら。そう、ユリカモメです。
足の赤いタイプと・・・


足が黄色いタイプがいます。


さて、どちらが若鳥だと思われますか?
実はくちばしと足が赤い方が成長で、黄色の方が若鳥です。
「赤ちゃん」というくらいなので、赤が若いのかと思いましたが、違っていました。
確かに、くちばしの黄色いヒヨコ、のような言い回しがあるので、黄色の方が幼いのかもしれませんね。
幼鳥には、羽にまだら模様があります。

餌を撒くと、鳥たちは大騒ぎ。
上手く撮れないのに、何枚もシャッターを押してしまいました。


おや、柵の近くにいる鳥はアオサギの幼鳥?のようですね。
餌をとるときだけ、急に攻撃力が増すようです。
近くに来たユリカモメとバトルをしているところです。


杭の上で寛ぐユリカモメ(左)はあとから来た個体に追い出されてしまいました(右)。
足が黄色いので幼鳥だと思いますが、結構強いです。
 

夕方に近づくにつれ、ユリカモメたちは空に舞い上がり旋回します。
ねぐらは他にあるのでしょうか。
対岸に回ると、沢山のアオサギたちが寛いでいました。
全部で15羽近くいたでしょうか。
地元でみるアオサギはいつも一羽ですが、こんなに集団でいることもあるのですね。
でもやっぱりみんなぼーっと立っているようで、餌を狙っています。


もう寒さの限界です。戻ることにしました。


明日が鶴見緑地ラスト。
公園の光景を少しだけご紹介します。

(つづく)

【撮影:2020/1/5 大阪・鶴見緑地】

コメント (4)
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