なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ハーブの園~ウィンター・ガーデン in 宇治市植物公園(1)

2020-01-24 05:26:09 | 植物

先週末に宇治市植物公園に出かけました。
まだお正月の空気を残すプロムナードを進みます。



宇治市植物公園はちょうどウィンター・ガーデンの真っ最中。
そりゃ、冬なんだから冬の庭でしょ、てなもんですが、ここの植物園はちょっと違う。
随所に植物園スタッフの工夫が見られ、冬でも楽しく散策することができます。
温室の観察会もありますし、季節季節の花もそこここに咲いています。
また、園内のあちこちに「何これ?」みたいな面白い飾りなどもあり、結構飽きません。
週末には、いろいろなイベントも用意されています。
これから、少しずつご紹介していきますね!

いってらっしゃい!
二度目の登場の女の子。


最初はハーブガーデンです。
いつもはモミジ園から始める散策、今日は逆回りにハーブ園から歩いてみました。
途中、大きな枝垂桜。花のシーズンになると無料夜間開園があり、お花見の人で賑わいます。


まず出会ったのがこちら。
遠目には枯れ葉がいっぱい残った木にみえますが、葉の隙間をのぞき込むと・・・
あった!あった!
 

そう、シナマンサクの赤花です。
マンサクと違い、花の時期に葉が残っています。
「まんず咲く」の名の通り、早春に咲く花ですが、ここ宇治市植物公園のシナマンサクはその中でも一番に咲きます。


冬の定番、ローズマリーも。
挿し木で簡単に増やせると聞き、前に職場の人に分けてもらったのですが、あっという間に枯れました・・・
もう15年近く前のことなので、そろそろ再挑戦しましょうか。


前に京都府立植物園で赤い花を見ましたが、こちらでは白花。
ギョリュウバイです。


遠目にはもじゃもじゃした灌木ですが、花は独特の雰囲気がありますね。
ギョリュウバイ(マオリ語でマヌカ)はニュージーランド原産の常緑低木。
マヌカを蜜源とするマヌカハニーは、その卓越した抗菌力と美肌効果で、各界の有名人にももてはやされているとか。
そう言えば、京都駅構内にあるワッフル店でも「マヌカハニー入り!」と大きな文字で宣伝していました。
そのほかにも、葉をせんじ薬やお茶にするそうで、tea treeの別名もあるそうです。
結構お役立ちの木なんですね~
 

あれ、大げさに「ハーブガーデンのご紹介」と書いたわりに、花がない(笑)
おっと、可愛い鉢のお人形発見!



冬の植物が少ない時期は、こんな工夫で楽しいお庭に!とのこと。
でもまた春になったら、これを解体して、花を植えるのかな~

そして、ハーブガーデンを抜けて見えてきたのは・・・

(つづく)

【撮影:2020/1/19 宇治市植物公園】




コメント (6)
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