なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

冬は温室~京都府立植物園2020年1月(5)

2020-01-19 06:08:02 | 植物

寒い冬の強い味方!それは温室です。
中でも京都府立植物園の温室は、日本最古、日本最大級の温室だそうで、見ごたえがあります。
・・・なんて言ってますが、外の植物が多い時期にはなかなか行く機会がありません。
どうしても冬の時期が中心になるので、同じ花の紹介ばかりになるのはご容赦ください。

最初は温室の外で見つけたこの実。


そう、パパイヤです。
前にさざんかさんに教えていただいた通り、温室の外の花壇にはパパイヤの木がみられました。
他の草本類が枯れてしまった後、ぽつんと取り残されたように立っていました。
それにしても、立派な実だこと!
      

う~寒い、中に入ります。
あーあ、やっぱりレンズが曇っちゃった。
仕方なく、レンズの曇りが撮れるまでぶらぶら。
やっと直って最初にみつけたのがこの花。
通称チャイニーズハット、ホルムショルディア・サングイネアです。
これ見よがしに、「見て!」って言ってました。
他の花は全部落ちてしまい、萼(ハット)部分しか残っていません。



そのお隣には、クレロデンドロン属のお花が2種類。
真逆の色合いが面白かったです。
まずはこちら。クレロデンドロン・スプレンデンス(シソ科)
蕊が美しく、情熱的な赤が印象的。


もう一つがこちら。
クレロデンドロン属としか書かれていませんでしたが、蕊の長さはこちらの方が長くて、くるくる度合いが半端ない。


ちなみに、クレロデンドロン属の一番日本で有名な植物は「クサギ(Clerodendrum trichotomum)」です。
確かに蕊が長く、花の雰囲気は似ているかも。

すぐ近くに咲いていたハナチョウジ。
地味~に数個しか咲いていなかったので、ほとんどの人が通り過ぎていました。


前編最後はこちら。
たこさんウィンナーじゃないですよ~
こちら、オヒルギの花です。マングローブの仲間だそうですが、狭い水槽ではよく分からず。
覗いた写真は見事にピンボケ・・・


(つづく)

【撮影:2019/1/6 京都府立植物園】

コメント (8)
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