なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ツヤツヤ、しわしわ~ウィンター・ガーデン in 宇治市植物公園(5)

2020-01-29 05:21:23 | 植物

宇治市植物公園1月特集、第5回目の今日は赤い実特集です。
われながらワンパターンだと思いますが、園内そこここで見られる赤い実はよく目立ち、つい撮ってしまいます。
それでも、先月までに比べると実の様子に徐々に変化が・・・
そんなところも、今日はお見せできればと思います。

最初はこちら。
冬に一番どこでもみられるこちらは、元気いっぱいです。
藁ぶきの東屋や、真竹との相性もなかなかのものです。
ナンテン(メギ科ナンテン属)


こちらもまだまだ元気いっぱい大量にぶら下がっていましたが、心なしか色が濃くなっています。
今年は暖冬で餌が多いのか、まだ食べられずに残っています。
サネカズラ(マツブサ科サネカズラ属)


来られる男性陣にいつもドキっとさせてしまう、こちら。
オトコヨウゾメ(レンプクソウ科ガマズミ属)。
こちらも実が沢山残っていますが、かなりしわしわになってきました。


落葉樹林の下に植えられているこちら、クリスマスカラーの葉でおなじみ、
ストランバエシア(バラ科ストランバエシア属)


バラ科といえば、ローズヒップ。
ハーブ園で目立っていたこちらは、ヨーロッパの野生バラの果実。
ロサ・カニナ(バラ科バラ属)のローズヒップで、強壮剤として用いられるそうです。


一番沢山みられた赤い実はこちら。
サンシュユ(ミズキ科ミズキ属)の実です。
実も可愛いのですが、蕾が沢山付いているのがお分かりでしょうか。
3月になると、ここからパチパチと火花が出るように、黄色い花が顔を出します。


最後は、赤ではありませんが、前にもご紹介したこちら。
ムラサキシキブ(シソ科ムラサキシキブ属)の実。
先月遠目に紫に見えるほど付いていた実、かなりしわしわになりましたが、まだ沢山残っていました。


さっきも書いた通り、今年は暖冬で雪もなく、鳥たちの餌がまだそこここに残っているのでしょう。
これらの実は、何も食べ物がなくなる2月に食料になるのでしょうね。
引き続き様子を見たいと思います。

宇治市植物公園1月特集、最後は温室です。

【撮影:2020/1/19 宇治市植物公園】

コメント (6)
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