なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

今日の一枚~春は白♪

2018-03-15 06:30:13 | 植物
京都府立植物園で見つけたホワイトカラー。
あれ?意味違う?

そう、白い花たち。
青空の下、キラキラ輝いていましたよ☆
今日はそんな白いお花たちを見てください。

トップバッターはアブラナ科の元気もの。オランダガラシです。



湿地ゾーンには今、オランダガラシとセリが沢山生えてきています。
ワサビの花もよく似ていますが、写真はあえなく失敗。


同じくアブラナ科のお馴染みナズナ。別名ペンペングサ。
こちらは早春の草花展で大切に育てられて展示されていました。
戸外に出ると、休耕田などに、今、白くなるほど沢山咲いています。




ナズナと違い、どこにでも顔をだす、タネツケバナの仲間。
(わが家の溝蓋隙間からもついに出てきました)
こちらはミチタネツケバナかなと思いますが、園内にもいたるところで、咲いていました。




植物園の新顔、コゴメイヌノフグリ(クワガタソウ科)です。
東京は小石川植物園がヨーロッパから入手した種だそうなので、植物園つながりなのでしょうか。
去年初めて桜園の下草で見かけましたが、今年は芝生広場の近くまで進出していました。
可愛い顔して、すごい繁殖力です。



他にもコハコべ(ナデシコ科ハコベ属)など沢山生えていました。




お次は生態園の山野草。
といいたいのですが、セツブンソウが終わってしまった今、わずかしか咲いていません。

セリバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)も花は終わりがけです。




なんとミズバショウの花が一つ咲いていましたが、う~ん、咲き方がちょっと微妙。
でも水ぬるむ春を感じます。




そして、ユキワリイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)
まだ全部蕾、一輪さいていたのは、完全にそっぽ向いており、手を伸ばしてかろうじて撮れた写真がこれ。
これからまだ楽しめますね^^




木本に移ります。
今の時期突然枝から現れ、幻想的な白い姿を見せてくれるゲンカイツツジ(玄海躑躅)の白花。
原種はその名の通り九州地方のほか、中国四国に分布しており、準絶滅危惧種に指定されているとか。

光を浴びて幻想的な姿。



うす暗い生態園に浮かび上がる花。



何枚も何枚も撮りましたが、白は難しいです。

 

見逃しがちなコショウノキ(ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属)。
ジンチョウゲの仲間だけあって、花の感じはそっくり。
花には芳香があるそうですが遠いので確認できず。
赤い実がなり、辛いそうです。




最後は「ロニケラ」という名札が付いた木。
白いスイカズラに似た花が咲いていました。
と思ったら、ロニケラとは、スイカズラ属のことだそうで、この木は園芸品種とのことでした。
なにはともあれ、青空に光ってきれいでした。



白い花、いかがでしたでしょうか?





コメント (22)
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