なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

地味~な花も忘れないで!おまけ付き

2018-03-17 07:21:13 | 植物
3日にわたり、赤白黄色と続けてきた京都府立植物園の花ですが、実はそれ以外の地味~な花も咲いていました。
その一つがこれ。
モミジチャルメルソウ(ユキノシタ科)です。



ミズバショウと同じ場所で毎年早春に開花します。
チャルメルソウは実がチャルメラ(中国のラッパ)に似ていることから、モミジは葉がモミジのように切れ込んでいることから名付けられたそうです。
遠目には茶色く見えますが、近づくとなかなか特徴的で美しい花。



京都、滋賀、福井の日本海側の、湿った崖上などに自生しているそうです。
日本固有種で、全国的には準絶滅危惧種に指定されていますが、京都ではまだ個体数も多いとか。


お次はヤマアイ(トウダイグサ科)。
ツヤツヤした緑の葉は、野生でも結構よく見かけますが、今の時期は花が咲いているとのことで・・・
これですね。



なるほど、緑の葉に緑の花・・・
でも近づくと、こちらも蕊が飛び出して、結構可愛いです。




というわけで、植物園で咲いていた花はほぼこれですべて。
(早春の草花展は16時閉園で、残念ながら入れませんでした)

おまけで、まだ残っていた実たちをどうぞ!

アリドオシ。いったいいつまで残っているのか・・・




キチジョウソウ。真っ赤!




ノシラン。この間載せたときには薄い紫でしたが、こんなツヤツヤの瑠璃色に・・・




ケヅメサンザシの向こうになにやら騒がしい鳥たちが・・・




おっと、ヒヨドリが地面に落ちた実を食べていました。




今日はこれで・・・バイバイ。

コメント (10)
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