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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

今日の一枚~フジバカマと蝶

2017-10-07 08:44:33 | みんなの花図鑑
今日から三連休ですね^^
昨日の夜は、京都駅や地下街はラッシュ並みの混雑でした。
おそらく、普段の外国人観光客に加え、連休を京都で楽しむ人々が大勢移動こられたのでしょう。
人混みが苦手ななつみかんは、三連休のんびりと過ごす予定です^^

さて、今日の一枚は、秋の七草のひとつ、フジバカマです。




これらの写真は9/23に京都府立植物園の植物生態園で撮ったもので、嵐山で発見された野生種を大切に保存しているものだそうです。

他にもこの時期、園内のあちこちにフジバカマが咲いており、そこに蜜を求めて蝶(ツマグロヒョウモン)が飛来していました。


そこでちょっと面白い光景。


フジバカマの蜜を一心に吸っているのはツマグロヒョウモンの雌。
そこに雄が一直線にやってきました。
雄は花には目もくれず、ふわふわと雌の周りを飛び回りますが、雌のほうは完全無視。
一心不乱に蜜を吸い続けています。


あきらめて去っていく雄・・・


あーやっと行ってくれた・・・と蜜に集中する雌。

所変わって、毎年、京都駅近くの梅小路公園では「藤袴と和の花展」をやっており、300株の原種のフジバカマが展示されています。
今年は10月9日までですが、行けそうにないので、去年10/10に行ったときの写真を一部紹介します。
なお、去年みん花に似た写真を出したとき、茎が赤っぽいことから園芸種なのではというコメントをいただきましたが、間違いなく1998年大原野で発見された野生種を大切に増やしたものです。


数は少ないですが、アサギマダラも来ていました。


そのとき係りの方に聞いたのですが、アサギマダラが比較的のんびり蜜を吸っているのは、幼虫時代に毒草(カモメヅルやイケマなど)を食べて育ち、成虫になってからもこのフジバカマのようなアルカロイドを含む蜜を吸っているため、鳥などに食べられないからなんだそうです。

な~るほど!





コメント (17)
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