今日も長岡にて省エネ講習でしたので、半日タップリとお話をしてきました。
これから省エネ基準に取り組んでいこうとする方に向けた内容で、今年度から始まりました。
つまり、初心者向けなんですが、その内容とは、
そもそも省エネ基準とは、外皮性能基準と一次エネルギー消費量基準の2種類あります。
その内、外皮性能基準は、外皮平均熱貫流率と夏期の平均日射熱取得率、冬期の平均日射熱取得率を確認しなければいけません。
その二つ基準を確認する方法として、仕様ルートによる確認方法と簡易計算ルートによる確認方法、それと詳細計算ルートによる確認方法があります。
ただし、仕様ルートによる確認は計算が不要な方法と計算を要する方法の2種類あり、計算が不要な方法の一部は計算を行って確認しても良い部分があります。
そして、計算を要する方法と簡易計算ルートでは、熱貫流率は部位別仕様表から選択する方法と熱貫流率早見表から選ぶ方法どちらでも構いません。
また、外皮平均熱貫流率の計算において詳細計算ルートを用いる場合、熱貫流率の計算は詳細計算方法と面積比率による簡易計算方法、補正熱貫流率による計算方法があり、基礎の線熱貫流率の計算においても詳細計算法と簡略計算法の2種類あります。
同じく平均日射熱取得率の計算において詳細計算ルートを用いる場合、窓の取得日射補正係数は定数を用いる方法と、簡略法、詳細法の3種類あります。
今日は、仕様ルートによる確認の計算を要しない方法と計算を要しないけど一部は計算をしてもいい方法、計算を要する方法についてと、簡易計算ルートによる確認の部位別仕様表から選択する方法と熱貫流率早見表から選ぶ方法を説明してきました。
誰でも省エネ基準に取っつきやすいように、どれでも自由に選べるようにしてあります。
日本って親切ですね。
今日のブログ
最後まで読んだ方。
すごいです。
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