なぜ、足し算する必要があるのかさっぱり分からないのですが、私もお言葉に甘えまして、願いましては、外皮計算歴27年意匠設計歴24年構造計算歴15年合計66年うーん、ちと足りない。一級建築士歴23年合計89年ちっ。ミニ所有歴27年合計116年お、100年超えた!そう、私も100年の歴史があります。そこで、私の経験をこれからは還元していくことにしました。私調べでこのブログの読者の半分くらいは同業者という . . . 本文を読む
見学会も残すところあと一日となりました。皆さん、もうご覧になられましたか。チャンスは明日だけです。是非遊びに来てください。見学会会場では説明する必要もないお話ですが、今回一番の肝になっている部分が今日の記事です。このお住まいはご実家の敷地内に建っているんですが、とにかく立派なお庭がちょうど真南にあって、それを眺めながら住みたいという、ご要望を聞くまえから「でしょうねぇ」としか言いようがない条件でし . . . 本文を読む
今日は工務店さんから設計協力の依頼があった物件の構造計算をしていました。なかなかやんちゃな間取りでしたのでおっきな梁が必要でした。すっごい目立ちますね。ひと昔前は、おっきな梁=丈夫な家でしたが、今時は、構造計算された家=丈夫な家です。だから、このお住まいも丈夫なんですけど、どん位丈夫なのかっていうお話です。その前に、毎度構造のお話に出てくる私の変なこだわり。とにかく建物のバランスを良くすることにこ . . . 本文を読む
☝プランです。
私的にはこれで完成。
某工務店さんのモデルハウスのプラン依頼が入ったので、間取りを作っていました。
過去にも何回か触れていいますが、間取りの計画と構造の計画は同時進行。
柱の位置だけ描いて、その柱の
上に壁を伸ばすか
下に壁を伸ばすか
右に壁を伸ばすか
左に壁を伸ばすか
そんなのを組み合わせながら考えてます。
線をビー―――っと書いちゃうと、意識がそれに引っ張られちゃう . . . 本文を読む
先日、サトウ工務店さんとのコラボ物件04の構造検査を実施してきました。
延床面積27坪のそこそこ小さいお住まい。
1階全体は25.5帖(12.75坪)しかないのに、
上の画像の通り、
土間空間が6帖(3坪)を占めるという変な割合のお住まい。
3坪÷12.75坪×100=23.53%
貴重な1階の約1/4が玄関及び土間空間って。
ね。
一体他はどんな広さなのかっていうと、
こんな感じ
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今週末見学会を開催するコラボワークス_02は1回目のヒアリングの最中から頭の中ではこの景色が頭に浮かんでいました。
この景色にするためには何が必要なのでしょうか。
つまりどんな設計が必要かという事ですが、
普通に考えれば、お部屋の大きさやお部屋の配置、つまりどの様な動線にして、この角に開口を設けるかといいうことですが、
毎度毎度お伝えしている通り、それと同時にどのような構造躯体にするかも同 . . . 本文を読む
地上10mの位置にある、全長11mの滑り台。
なかなか迫力あります。
気を付けようと思っていても、なぜか、じーっと見ちゃって、そして吸い込まれたくなっちゃう気持ちになります。
下から見るとこんな。
うーん、すぐにまた登りたくなっちゃう。
根っからの高いとこ好き。
つまり、あれってことです。
大工さんのご自宅がついに上棟して、合板も張り終わったので構造確認に行ってきました。
合板の現し格好 . . . 本文を読む
先日募集開始した第12回の住学ですが、開始40時間ほどで定員に達した(っていうか、オーバーした)ので締め切らさせていただきました。
現在、キャンセル待ちの受付をしております。
どこの人気バンドかっていう。
だって、懇親会の出席率が88%。
今回は、二次会の出欠も取っていますが、二次会の出席率も65%。
このギョーカイの講習会・セミナー後の懇親会出席率って、私統計で5割も行けば立派な方。
基本 . . . 本文を読む
あっつくなってきましたが、やっぱりホットコーヒーを飲むとホッとします。
最近、キャンプで余った豆をミルで挽いて、1杯分のコーヒーを入れるのが習慣になっています。
1杯分の豆を挽いてる間に、1杯分のお湯がちょうど沸いて、1杯分のドリップでコーヒーが落ちるのを眺めています。
もう、何もかもがちょうどいいんです。時間の流れ方がすごくちょうどいいんです。
欲張らないちょうどよさって大事ですね。
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地盤調査が2日続きました。
今日はすでに更地の現場ですが、まだプランのご提案段階という珍しい状態。
なーんにも決まってない状態なのに調査しちゃいました。
しかも、不動産屋さんが地盤調査を土地の引き渡し前に行うと聞いて、「そんな必要はありません。それは断ってください」と言っておきながらの調査です。
だって、その時はプランのプの字もない状態だったから。
調査はあくまでも建物の四隅と中央が原則。 . . . 本文を読む
今日のブログはちっとも面白くありません。
前半、中盤は単なる愚痴と忘備録です。
後半だけ読んでください。
以下、前半
小規模木造建築物におけるバイブルが改訂されたのが去年。
改正された時の講習会に参加した時、
計算内容を変えたわけではなく、9年間の質疑事項を既存の考えに組み込んだ内容となっていると説明を受けました。
確かに考え方が変わったわけでなく、計算における隙間の修正。
計算がただの比 . . . 本文を読む
構造計算において、新潟県内では雪の重さを3kgとしています(1m真四角に1cm積もった場合)
そして、新潟市であれば屋根に100cm、三条市では200cm、長岡市では250cm積もるものとして計算することになっています。
(つまり、新潟市では屋根に300kg/㎡、三条市では600kg/㎡、長岡市では750kg/㎡雪が載った状態で構造計算をするという事)
これは県や市で決められている値なのですが、 . . . 本文を読む
ネイティブディメンションズのデザイン的なテーマは「普遍的であること」です。
将来にわたって、なくなりにくい材料でデザインする。
時代に流されない見た目と容易なメンテナンスとするためです。
「なのに!?」という反応もありそうですが、ネイティブディメンションズの構造材は集成材を使用しています。
杉や松の製材を使った方が普遍という言葉に合っていそうですが・・・。
もちろんそうですが、私の理念よりも . . . 本文を読む
以前も構造計画について記事にしたことがありますが、今日は基礎の場合で。
このブログで私は構造計画と構造計算という言葉を使い分けています。
住宅における構造計算と言ったら、↑の本を使った計算などを指します。(他にも46条における計算だったり、性能表示における耐震等級の計算だったりと、なぜか選択肢が多い木造住宅です)
この構造計算。
言ったら、どんなプランでも力ずくで計算をクリアさせることも . . . 本文を読む
勝手に出来てるわけでもないし、
切れてるチーズ並みのお手軽さというわけでもないんですが、
今日は基本プランが固まったので、模型を作っていました。
基本プラン段階ですので、書いた図面は1/100の平面図と立面図だけです。
そして、模型は基礎部分から作っています。
スケッチの様な図面2枚しか描いていないのに、すでに基礎が出来上がっています。
なぜか。
毎度毎度、構造はプラン段階から計画を行う . . . 本文を読む