2008年の事務所立ち上げ以来、ネイティブディメンションズは基本方針を変えていません。小さくて(20坪前後)そこそこの断熱性能(ギリG2)でバランスにこだわった耐震性能(耐震等級2以上、偏心率0.05程度)で、誰でもできる高気密性能(0.5cm/㎡以下)で、財布に優しい設備(パイプファン換気、壁掛けエアコン)で、使いやすくて(オリジナル造作家具)、普遍的な材料(木、合板、塗料、紙、ガルバリウム鋼鈑 . . . 本文を読む
2年経つと住宅らしくなりますね。近所に基礎工事をしている現場があったからなのか、先輩としての風格が出てきたように思えます。どんどん味わい深くなっていく佇まいが最高でした。外部には特に気になる点はなく、内部については金物のぐらつきや建具調整が必要なところがありました。私がその場で直せるところは直してきましたが、その他は大工さんに後日直してもらおうと思います。また、魔改造計画の相談をいただきました。一 . . . 本文を読む
2021年と2022年にサトウ工務店佐藤さんと誰にも頼まれていないのに勝手に自主開催したセミナーを復活させることにしました。当時はこれからはちゃんとデザインばかりにとらわれずに性能にもちゃんと気を使いましょうという内容でしたがあれから3年が過ぎて、今回のセミナー内容は、建築基準法の改正もあって性能はもはや当たり前の時代。ただし、性能と意匠は未だに別腹でとらえられている印象があります。日本でデザイン . . . 本文を読む
今日は住学の番外編で暮らしの工房 岡沢さんが設計した建物を見学してきました。着く頃には雨やむのかなと勝手に思っていましたが、西に進めば進むほど雨が止む気配はなし。雨の中の見学会でしたが、着いた時に鮮やかな緑に囲まれる建物を見て、なんだ雨で良かったじゃん。そして、建物を見学しながら秘密兵器の登場。どうにも一眼レフカメラが重たすぎるので、ついに新機種を投入。といってもいわゆるトイカメラというジャンルの . . . 本文を読む
ニューバッジが届きました。平建築士は金縁の黒バッジ普通建築士は金縁の赤バッジ一線を越えた建築士はギザギザ金縁の赤バッジになります。そして、この度一線を越えた建築士になることができました。益々パワーアップして設計業務にいそしみます。この有り余ったパワーをさっそく使う時が来ました。新潟市西区にある金鵄幼稚園から「新聞紙エアードーム」を復活したいと相談があったのです。しかし、私たちが活動していたのは10 . . . 本文を読む
ふと思ったんですよ。チークのフローリングを敷いた隙間にタイムを植えました。チークタイムじゃん発想がおっさんだなって。(ディスコ世代)もう若くないんだなって思いました。ちょっと老いた感性のお話です。寝てるときに照明つけるのって勇気いるじゃないですか。寝る前に眠気を誘うために少し暗くしたいじゃないですか。アイマスクやランタンで解決できるんですけど、設計の資格を持っているので提案してみました。窓下から覗 . . . 本文を読む
東京から最終の新幹線で帰ってきて、翌朝すぐにお引渡しに行ってきました。初めて住む慣れない土地なので、実家の雰囲気を少しでも作って穏やかに過ごせたらというコンセプトです。実家から障子や襖を持ってきて、実家と同じフローリング、真壁に囲まれた空間に加えて、モイスを使いたいというご要望をいただいたのでそれらを材料に空間を作りました。既存の材料たちもおかえりです。和室二間続きの真壁和室長押も付けましたが、空 . . . 本文を読む
6月5日、6日にビッグサイトで開催された住宅ビジネスフェアに参加して用事は終わりましたが、そのまま帰ってくるのももったいない。田舎者がせっかく東京に行ったので、新潟にないものを経験しなければ。今回は美術館巡りを考えていました。私が中学生の時に腰が抜けるほど衝撃を受けて、価値観が180度ひっくり返ったとも言える画家横尾忠則氏の展覧会が2か所で開催されています。一つは世田谷美術館で開催されている「連画 . . . 本文を読む
6月5日~7日にかけて東京に行ってきました。一番の目的はビッグサイトで開催された住宅ビジネスフェアに参加するため。全国から集まったギョーカイ人のお話しを聞いたり、職人さんのパフォーマンスを見たりとても刺激を受けました。しかし、そこで気が付いちゃったんです。誰もがうらやむような活躍をしている方々の活動を聞いてて、これって単に自分のやりたいことをやり切ってるだけですよね。それに対してどうしたら~とか、 . . . 本文を読む
ミニストック-17の図面を無事描き終えました。私の自宅と同じ間取りなのになぜそんなに時間がかかるのか。一つは左右反転プランなので全部の図面を反転整理する作業があるんですけど、まぁ、これはイマドキはCADで描いているのでそんなに手間はかかりません。じゃぁ、何に手間をかけているかというと、同じ建物を2度建てるなんてそうそうありません。私の自宅は手を抜いているわけじゃないけど(自宅だから多少手を抜いてい . . . 本文を読む
先週末は半年点検終了後に打ち合わせを1件行って、夕方からSET10宿に行ってきました。五泉市にある空き家を再生した1棟貸しの宿で、自炊スタイルとなりますが、プライベートサウナが付いています。こちらは10年来の付き合いのある設計事務所の塚野さんが民家を譲り受けてリノベした建物。宿の運営を塚野さんが行っています。この日は曳家岡本の岡本棟梁のお声がけの元、音楽を愛する新潟のビルダーや工務店さん、設計事務 . . . 本文を読む
この週末は半年点検からスタート。昨年のオーナーズミーティング以来の再会でしたので冬の住み心地なんかも教えていただきたいなと思って伺ってきました。まず半年点検を実施する理由としては、生活が始まってからの変化を確認することが一番の目的。その後1年、2年かけてどの程度変化するのか。あまり変わらなければ乾燥収縮が原因と考えられますし、変化が続いていたら構造的な不具合も疑わなくていけないので、比較するための . . . 本文を読む