【ministock-10(lab)】表の顔・裏の顔-グランドピアノがある小さい家-

先日ご紹介した畳の小上がり前に広がる壁面収納。

ネイティブディメンションズの設計の系譜は、壁面収納と共にあるとも言えるでしょう。
壁一面の収納って憧れるキーワードの上位に入るんじゃないかと思っています。
しかし、壁一面の収納って、意外に使い道がないんですよ。
だから、綿密に打ち合わせして何を収納するかを決めないと、単なる埃溜まりになる可能性があります。

それを乗り越えてきた壁面収納たち






そして、ニューカマーがこちら。

オープンな収納と間接照明とマガジンラックを居室の出入り口と重ねながらデザインしました。

この収納は住まいの中心となり、なんでも片付けるのが目的になっているので、一部中心からは見えない向きにも収納が設けられています。

こうすることで雑多なものや、大切だけどお部屋の雰囲気に合わないものも、目立たせることなく住まいの中心に片付ける事ができます。

ちゃんと表と裏を作る。

ネイティブディメンションズの基本です。

そして、この壁面収納にはもう一つ大事な役割が。

なんで、畳の小上がりが壁面収納の方に向いているのかっている話です。

それは、壁面収納にある間接照明の下地になっている梁にスクリーンをセットするため。

先日のインスタライブでご紹介しました。

昼と夜で表情が変わる収納。

最近テレビがリビングの主役じゃないご提案が増えてきました。
テレビよりもパソコン
パソコンよりもスマホ
テレビ番組よりもyoutubeなどなど

時代は常に動いていますけど、大きく変化している時期に立ち会っているなぁという実感があります。