太陽の光をふんだんに受けたソテツは肉厚の葉を茂らせその下に植物は生えることができない。
そんなソテツでも上に伸びた葉に太陽を遮断されると元気がなくなる。
隣接して生えるハナシバの大木に太陽を遮断され弱弱しい葉になってしまっていた。
ハナシバの太い幹を切る自信はない。
あきらめていたが2~3日して思いついた。
1メートルほどで双幹になり2メートルほどでまたそれぞれ双幹になっている。
その大きさだと切る自信はある。
2メートルほどの枝の間に以前切った枝を差し込んで足場を作り一本を切る。
次は双幹になっている1メートルほどの個所に以前切った枝を差し込み足場にしてソテツを日陰にしている枝を切った。
切った後。
きったハナシバの後ろはハナシバ、ヒバ、椿の常緑樹林で木々は太陽の光を受けるため競争して伸びている。
手前2本のハナシバは競争に負け枯れていた。
木々は生きるため太陽を求めとにかく伸びている。
幹は直幹の方が効率がよさそうだ。
毎年春早々に咲くピンクアセビだがこの林の外れに生え日が当たらない林を背に日が当たる方向に伸びている。
ソテツは救助したのを含め4か所に植えられている。
2か所目。
根元は切った枝の置き場にしている。
3か所目。
4か所目。
それぞれ陽を遮っている枝を切った。
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