第10回クラフト展(イエツァオグループによる)では内村セツ子さんの遺作展も兼ねる。
遺作を送ってくれた妹さんにセツ子さんの作品を見ながら作ったテーブルセンターが写っているDMを送ると実家が染物屋さんに嫁いだ妹さんで今は廃業しているが古い着物地がありDMを見ると使えそうなので送りましょうかと言ってくれ送っていただいた。
今回送っていただいた着物地は次回の展覧会の素材に使わせてもらうつもりだったが帯地の見本の柄が気に入って鏡にかけて眺めているうちに鏡カバーを作りたくなってしまった。
今日は小雨で山小屋での作業は中止、家で持ち帰った素材での作業計画だったが作りたくなるとどうしても作りたい。
帯の見本帳の一部で2つの絵柄でカットされ鏡を全部覆うには短く上下に糸で編んだ部分を付け足した。
気に入った絵柄もよく見える。
9時よりはじめお昼をはさんで3時ごろまでかかってしまった。
またまた道草。。
送っていただいた絵柄の違う着物地を20枚並べたが後52枚の絵柄がある。
それにつながっている小紋の見本。
戦前のものと思うがしっとりといい色合いで切って使うことはできないと思う。
時々眺める”タンスの肥やし”になりそうだがそうなってもいい刺激はいただける。
それで十分だ。
セツ子さんがどこかへ行ってしまい本当にさみしいが妹さんとの付き合いでの出来事だ。
それに遺作展にははるばる東京よりもう一人の妹さんと来てくれる。
生きていれば何かしら始まっていく。
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