夏用ねまきの上の部分が欲しいと思っていたが肌触りが良く吸水性がいい布は手に入らなかったが去年の夏の終わりにやっと見つかった。
きれいな水色で体が当たる部分が薄くなったシーツだ。
夏物の制作初めにとりかかった。
120センチ巾なので65センチカット。
一応襟ぐりの型紙は作ったが頭が入る広さにカットしてもいい。
胸巾を50センチにして布を折るといたみやすい背中の部分が中央20センチ巾は2重になる。
2重になった部分は襟ぐりをパイピングするとき縫っただけで着やすくするため大きなスリットとした。
脇はわになっているので腕が通るように20センチカットしてパイピングした。
布丈は210センチで30センチは薄くなった部分でカットし残りの布を60・115センチの長方形2枚作る。
それを2つ折りにして襟ぐりを適当にカットし頭が入る部分を作り脇を腕が通るように20センチ開けてぬい始末。
薄くなった部分がある30・160センチ巾の布のいいところをとり背中になる部分に補強のため縫いつけてタックをとりえりぐりをパイピングをするのと一緒に始末した。
同じ形だが襟ぐりの開き方をちがえ背中になる部分の補強の布を当て襟ぐりのギャザーと一緒に始末した。
頭が出て手が出れば上着と思えるようになると本当に簡単にできる。
薄くなったシーツ一枚で3枚の上着ができた。
昨日までは夏日でとても暑かったが今日は入梅。
梅雨が明ければ3枚の上着が活躍してくれるだろう。
下は去年縫ったトルコパンツミニ。
(写真はクリックすると大きくなります)
先日「直線裁ち」を検索してこちらに辿り着きました。
個性的な作品や暮らしにすっかり魅入られて、過去の記事を少しずつ読ませて頂いているところです。
お洋服の新作記事、うれしいです。
シーツを服に…私ではとても思いつきません。
どの記事を見ても目からウロコです。
いつかギャラリーに行ってみたいです。
興味を持っていただきうれしいです。
シーツはリメイクのため解く部分が少なく地模様の面白いのが多いし水を充分通しているので肌触りも良く作るものによってはとてもいい素材です。
それに染めたりすると又世界が広がると思います。
毎日の生活の中より生まれる作品の展覧会、ぜひ見ていただきたいです。