平井美術館へ着いたのは11:30分ごろ。
妹のきんかんと美術館へ行っても一緒に見ることはない。
数個の箱状のものが合体して壁に取り付けた作品のところへ再度行くと先に見ていたきんかんが壁にくっつけている箱の両サイドに隙間まができているのを指さし”これも芸術??”と聞いてきた。
私の家の袋戸棚の上方に隙間ができたのと同じ現象と思ったようだ。
私ははじめ見たときどうしてこんな隙間ができるデザインができるのだろうとしげしげ眺めたが自分の家の袋戸棚と同じ現象だとは思わなかった。
2人で確認したがやっぱし袋戸棚現象と同じのようだ。
2か所ボルトで固定しているその間はピタッと壁についているが両サイドに隙間ができて後の箱状のものにカーブしたのはない。
この絵が飾られている部屋に入ると先に入っていたきんかんがこの絵が一番好きだと言ったが私も同じ、なぜ好きかも同じでお互い喜び合った。
この美術館にはスペインの現代美術の作品が展示され建物もスペインの建築家によるものでスペイン旅行をするような気持ちでやってきたが1:30分ほどいた間に他の観客はいなかった。
見応えのある作品をじっくりとゆったりと鑑賞でき大満足だったがあまり観客は来ないようだ。
はじめ入口を探すのに苦労した。
表玄関へ行くタイルが張られた立派な広場は立ち入り禁止で隙間には草が生え、わびしい感じだ。
南入口より入ってくださいと小さく書いてあったので探していくと守衛さんがいる裏口だった。
20年前かなりの思い入れで開館されたが思うようにはいかなかったのだろう。
それでも会場は心地よく保たれ作品もみごたえがありその上無料。
守衛さんに聞くと展示変えは勤めて6年になるがなかったそうだ。
不思議な空間を見つけた。
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