妹のきんかんが東山魁夷の”道”をイメージして作った作品等がある場所は道路からは見えない。
その導入口としての作品をよく見える場所に作りたいと思ったのが始まりだった。
従来の野外教室だと作品を作れば撮影して壊し使った素材は次の作品の素材になるが今回は数日間展示していただけるので使いまわしができないため残っている素材はあまりない。
採集すればあるが時間がない。
まずは杉の大木にロープをくくりつけ2本のロープを張った。
一本のロープには濃いグリーンのツル日日草で覆われた土手に根元を土にさしたススキをくくりつけもう一本のロープには皮を剥いだ二又の枝をつるしたり土にさしこんだのをくくりつけたりした。
2本のロープをねじった間に枝をさしこみ土にもさしたうえ別のロープで固定している。
はじめはきんかんの作品設置場所への導入口を作る目的で作り始めたが途中杉の大木の根元を見て怖い作品に代わってしまった。 ”つづく”
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