野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

ひがんばなさんの作品

2011-08-30 21:16:58 | 原始感覚美術祭

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これも自然の造形といっていいのか白壁の部分が長年の風雨ではがれ板に縄を巻いて泥を塗った一部が白壁の部分と良いバランスで露出した場所にひがんばなさんはペットボトルをセットした。

どこで探し出してきたのかランプまで素材として組み込んでいる。

それも2個も・・・・

探すのだって時間がかかるし白壁が露出して見えるリズミカルな縄の巻き方を見てるだけでも時間はすぎる。

彼女より”すぎなさんの作品”へ皆の作品を見るゆとりがなくて反省している趣旨のコメントが入っていたが彼女が悪いのではない。

こんなに創作意欲をかきたてる素材や場所があるところへ採集、水揚げ作業まで組み込んで3時間のワークショップを企画した私が悪かった。

誤算といえば誤算だがうれしい誤算でもあった。

私は企画している野草(イエツァオ)野外教室は5:30分起床で散歩から始まりゆっくりと創作モードに持っていき創作。

自分と向かい合い生まれた作品はすべて最高とし参加者仲間に見てもらう。

参加者は作家であり見学者であり作業場は移動美術館と称している。

もう34回催した。

ベテラン参加者が3時間と区切っても手抜きしてくれることはなかった。

前後2泊してやってきたひがんばなさんは他の参加者の作品を見る時間も作り出せずに出来上がったのは17時前(13~16時のワークショップ)。

10月には従来の野外教室を開きます。

  第35回野草(イエツァオ)野外教室参加者募集

日時  23年10月8日(土)~10日(月 祝)一泊でも可。

場所  ギャラリー作唯 畑 山小屋

電話  0896-72-6808

畑では巨大糸瓜やカボチャ類が育っています。

  (写真はクリックすると大きくなります)

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るとべきあさんの作品

2011-08-30 11:52:28 | 原始感覚美術祭

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年月に色づいた貫禄たっぷりの海ノ口庵の板をバックに選んで生けたのはるとべきあさん。

花がうまく止まらないので根元をツルで巻いて止めたと言っていた。

彼女は私が主催する野外教室には参加したことがないので野の花をペットボトルの花器に生けるのはこのワークショップが初めてになる。

自分で生けたい場所を決め個性的な動きと表情のある野の花をこれだけの種類初参加でけられるのはかなり自由な発想といろんな素養がなくてはできない。

知り合って30年近くなるが会うのは毎年開く私の個展である野草(イエツァオ)展でだけ。

勤め帰りに寄ってくれ作品を挟んで一時間ほど楽しく話すだけの付き合いだったが身近なこともいろいろはなしている友達のように感じていた。

今回ワークショップが始まる前西丸震哉記念館でコーヒーを飲みながらの雑談中”話してなかった?”との前置きで御主人の大病の話をしていたので彼女も同じ気持ちだったのかとうれしくなった。

もちろん彼女の私生活等一切知らない。

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次に選んだのも年月に色づいた戸板。

戸板を止めるために使われていたチエンにペットボトルを取り付けチエンまでも取り込んでの作品。

ヒメジオン、キカラマツ、ホタルブクロ、クズ、やっと咲き始めたセンニンソウ使用。

わすれぐささんもだがまったくの初参加でもう”野の花を採集して水揚げをし好みの花器に作り変えたペットボトルに生ける”という域は超えていて創作ができる人たちだ。

それにしては採集も含めて3時間は短すぎた。

  (写真はクリックすると大きくなります)

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