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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

It Better End Soon (栄光への旅路)

2009-10-28 | 70's
今週は Chicago でつらつら。。。ですが、今回の紙ジャケ化しなかったのが、この 『ChicagoⅣ Chicago At Carnegie Hall』(1971年11月発売)でございます。発売当時はなんと、、ボックス仕様で4枚組LPということで、、1st~3rdまでが2枚組で、、極めつけに4枚組って、、当時でもめずらしいコトだったと思います。レコード会社側は難色を示して、何とか発売にこぎつけたようです。条件として100万セット売れなければ赤字分はバンドが負担するとしたようです。 でもでも200万枚を突破する売れ行きで、、キャッシュ・ボックス誌ではNO.1を獲得しています。

世界の評価も高まる中、カーネギーのような3,000人程度のハコでの演奏に踏み切った背景、観客と密接型で観客を感じて演奏したいという熱い思いがあったのでしょうか。アリーナでの演奏が主となってきたメンバー達がLIVEの原点とも言うべき観客の近い、顔の見える位置でLIVEを、、、ということで6晩に渡り公演を行い、このホールでの、クラッシック以外でのコンサートの連続講演としての最長記録、最長の日数、最多のソールドアウト回数、最大の観客動員数、最大の興行収入、最大のプログラム売り上げを記録し、歴史に大きく名を残します。

しかしアルバムの出来上がりには、メンバーとマネージャーとレコード会社との感情のもつれや抗争が起きてしまい、不本意なモノとなったようです。当日は色々な管理体制のもとメンバー達もその緊張感や音響の不備など、、後々まで悪い印象が付き纏うことになります。 演奏そのものは素晴らしいもの多く、その音が十分に記録されなかったことがメンバーは残念だったのでしょう。。。

今までのアルバムでは聴くことのできなかったアレンジやインストゥル・パートの導入など、、また各メンバーの聴き応えのソロなどじっくり味わうことのできる4枚組ですね。。 今では輸入盤か中古レコード店などや日本盤のCDを探すことで発見できれば、、堪能できますよ。この間、新宿のタワーでは輸入盤が売っていましたね。

このアルバムの中で、“It Better End Soon”は、アルバムバージョンからさらにパワーアップでスタジオ盤にはない第3楽章や、第4楽章のメロディや歌詞の内容まで書き換えられています。 この第5楽章までのパワーや各人がしのぎを削る演奏力で高みに向かって昇っていく様は、、まさに“栄光への旅路”ではないでしょうか。

♪もうこれ以上はがまんできないさ 人々は瀕死の状態で泣き叫び 
 助けを求めている。。。。

今、日本や世界が直面している状態ですね。 国会論戦も始まっていますが、お互いの意地の張り合いや重箱の隅突っつきはいいので、100年の国づくり、21世紀型の国運営のためにお互いの知恵を出し合って、、って目線でお願いします。 狸の化かし合いは結構です。。 テレビで中継見てても、狸にしか見えないよね、、特に自民党の古株さんよ。そろそろ知恵がでないんじじゃ引退したら、どうせ過去の栄光にぶら下がっているだけじゃ、、、あなた達に日本の栄光の旅路はまかせられないから。。。。。ね。
といいながら、民主も小沢さんしょうがないね~私物化はなばなしい・・・・とも感じます。 本当の総理は誰?? しょうがないか。。ジェイもゴールドもバックにいるしね。 いつまでたっても日本は正当に政治は動かせないのか。。。悲しいね。。

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