加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

小説を書くのにMicrosoft Officeは必要か?

2005年02月19日 18時44分32秒 | パソコン・デジモノ
 iBook G4を買ってから、あたりまえのようにMicrosoft Office2004 for Macを購入してしまったのだが、これで本当によかったのか?
 というのは、よく考えると、仕上げのためにWORDを使う以外、小説を書くのにさして必要のなさそうなソフトがくっついてきて、結構な値段がするからだ。
「小説なんかフリーの軽いエディタで書けばいいではないか?」と言われるかもしれないが、わたしの執筆スタイルにWORDは必需品なのだ。具体的にどう必要かは別の気が向けばべつの投稿で書きたい。

 とにかく貧乏性なので、買ったものは活用したい。WORDは「ノートスタイル」というOffice Onenoteのようなモードがくっついているだけで、さしてWinの2003と変わるものではなかった。
 なので、ここではEntourageというWindows版でいうOutlookに相当するスケジュール・メーラーソフトに関して書いてみる。
 正直に言うと、わたしはOutlookというソフト、大嫌いである。毎日使ってこそ真価を発揮するソフトのくせに、毎日使う気にはならない野暮ったいルック&フィール、複数のアカウントを入れたときの怪しげな挙動と、ろくなソフトではない。が、愛用しているPocket PC(現在はHPのiPaq h4150)を活用するためにやむなく使ってきた。

 Entourageはその点、outlookよりはだいぶかマシである。
 どうせ使うならこっちを使いたい。ということでメインのメーラーをEntourageにした。スケジューラーもiCalではなくてこっちにした。
 そして、今回ちょっぴり期待していたのが、「プロジェクト・センター」という機能だった。これはoutlookにはないMac版だけの機能である。
 一言で言うと、「プロジェクト」という単位でメール・スケジュールを中心にOfficeの各ソフトのファイルまでも管理しようという機能である。
 で、わたしは小説を書いている人間だから、「小説一本=一プロジェクト」という単位で管理を行うことにした。プロジェクトの作成はEntourageで行う。作成するとデスクトップにそのプロジェクト名のフォルダのショートカットもといエイリアスができる。そのプロジェクトに関するファイルは自動でそこに入るわけだ(Office以外のファイルを手動で入れてもよい)。
 半年、使ってみた感想は、そうだな…。「次のバージョンに期待」というところか。新機能だから練り込みが足らない気がする。BighornなるWindowsの次期バージョンとともに出ると言うOffice2006にでもブラッシュアップされた機能が取り入れられるのではないだろうか。

 もちろんプロジェクト管理だから、「締め切り」を設定できる。
 いま、バックグランドで立ち上げているわたしのEntourageには「期限○○日」と表示されている。今度上梓する予定の長編小説を書き上げなければならない日数である。

 まるで宇宙戦艦ヤマトみたいだ。
「地球滅亡まであと○○日」

Office 2004 for Mac Standard Edition 通常版

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