加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

土曜日の朝、仕事をはじめる。

2005年09月24日 10時14分51秒 | 公園のつぶやき。
このところ、体調がよくない。週末しかまともに執筆ができないので、これはつらい。いまも書こうと思ったとたん頭痛がする(笑)。
いや、これは別の原因かもしれない。

あまり力んではいけないのだが、力んでしまう。
しばらく音楽でも聴いてからとりかかろう。

そんなわけで、マイルス・デイビスの「ゲットアップ ウィズ イット」というアルバムをかける。

ジャケットのこの顔が好きだ。「オレはオレ」という自信にあふれているような気がする。

がんばろう。

Get Up With It
Miles Davis
Sony

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iTunes Music Storeで買ったアルバム。Weezer

2005年09月22日 00時30分59秒 | 音楽・映画のこと
Weezer
Weezer
Geffen Records

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ジャケットを引用したいのでアマゾンのリンクを張ってるが、iTunes Music Storeで買ったのだ。それも一曲づつかって、しまいにアルバムをコンプしそうなのだ。

ひどくはまってる。
古くからのWeezerのファンは、いまさらナニ言ってるんだ?という感じでしょうが、いいですね、Weezer。

「青春」なんて、ほんとうに太古のことのようなわたしですが、「青春」のかすかな残り香、という感じで楽しんでいます。

ところで、パソコンを持っていて、iTunesをインストールしていないあなた。今すぐしなさい。あなたは人生の何パーセントかを損している(かもしれない)。

次の夜から欠けていく満月を見上げながら。

2005年09月18日 21時39分11秒 | 音楽・映画のこと
Queen`s Fellows: yuming 30th anniversary cover album
オムニバス, 鬼束ちひろ, スピッツ, aiko, 井上陽水, 原田知世, キリンジ
東芝EMI

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今夜も月の話である。
松任谷由実(荒井由美)に、「十四番目の月」という曲がある。
次の夜から欠けていく満月よりも十四番目の月が好き、という秀逸な比喩で恋の成就直前の女性の気持ちを歌った曲である。

じつは、わたしは原曲よりも上の30周年記念で出されたオムニバスアルバムの「スピッツ」というグループがカバーした「十四番目の月」が好きだ。
このブログで邦楽を取り上げるのははじめてかもしれないが、このCDはおすすめである(あと、鬼束ちひろの「守ってあげたい」がいい)。

今夜も月がきれいだった。
だが、明日から欠けていくのかもしれない。

月を見ながら、イモを食べる。照葉樹林文化だなあ。

2005年09月16日 22時23分12秒 | 公園のつぶやき。
河川敷の特設会場で、「イモ炊き」というナベを囲んできた。
イモ炊きというのは、里芋(タイモ)に鶏肉、イカ、野菜などを合わせる寄せ鍋である。
全国的にあるものなのか、四国のある地域だけのものかは知らない。

鈴虫が鳴く涼しい河川敷で、明るい月の下、里芋を食べながら、「これって照葉樹林文化だよな」と思った。「照葉樹林文化」とは、下のリンクにある、その筋では歴史的名著と呼ばれる本で提示されたひとつの文化史観である。

月の美しい時期に、里芋を食べる。あるアジアの地域では、それがタロイモだったり山芋だったりするのだが、場合によってはすりつぶしてネバネバにして団子のようにして食べるのだ。

そう、日本では月見団子になっているが、農耕の黎明期から続くアジアの照葉樹林帯で見られる食文化なのである。

どういった理由でネバネバしたイモあるいはイモの団子、転じて米粉の団子を月に供えたうえで食べるのか、おそらく、「豊饒の女神」としての月に、来年の豊作を祈る儀式なのだろう。

だが、なぜ月は豊饒の神なのだろう?「歌垣」と呼ばれる古代のおおらかな性の風習のせいだろうか(今でいう合コン、というか乱交パーティと言ったほうがいいかも)。つまり、明るい月夜の晩に、男女が知り合うから「豊饒」なのか。

実は、月という天体の「意味」、それも今書いている四冊目の長編小説、「黄道傾斜の女神」の要素の一つなのだ。相変わらずトンデモかもしれないが、ファンタジーの形で自分なりの考えを入れてみようと思っている。

それにしても月がきれいだった。
どこまでも、月を追いかけて、走っていきたいような気がした。
いつかは、あの輝かしい月に追いつけるかもしれない。

照葉樹林文化―日本文化の深層

中央公論新社

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ほんとーに困った。Xbox 360が安い!

2005年09月15日 22時26分47秒 | ゲームのこと
マイクロソフト、「Xbox 360」を12月10日に発売。39,795円でHDD標準搭載

どうしよう? 安い。
困った。為替レートよりも安いではないか。Xbox 360のことである。
ある程度満足できるスペックの、ゲーム用AT互換機を組むよりも遙かに安く、性能がいいし、当たり前のことだが、ゲームを買ってくれば確実に動く(いや、PCゲームは動かないこともあるのだ)。

我が家にはハイビジョンのテレビがないので(しばらく買う予定もない)、VGAで使うことになるだろう。ああ、いい5.1chの環境も欲しいよな。ヘッドホン買おうか? 

しかし、問題がある。12月から1月は、予定通りならば4冊目の山場である。こんなもん買ってたらえらいことになってしまう。

ここはぐっと我慢して、おそらくPS3の発売にぶつけてくるだろう「Halo3」と一緒に買うか? そのころだと、いくらなんでも脱稿してるだろう。

我慢できる。なにせ、オトナだから。
いや、我慢するもんね。オトナだし。

我慢できるよな>自分。

マイルドセブンは「マイルド」ではない?JTの言い分。

2005年09月13日 18時57分41秒 | 公園のつぶやき。
Yahoo!ニュース - NNA - 【香港】「マイルドセブン」はダメ?JTが反論

最初に吸ったタバコは「ハイライト」だった。中学二年生のときだった。もちろんむせた。高校生のころはたまに「ボニータ」という細巻き葉巻を吸っていた。本格的に習慣になったのは、「セブンスター」だった。大学生になってからだった。一日一箱吸った。

就職してから、「マイルドセブン」にした。本数が増えた。平均二箱、多い日で三箱吸った。タバコ仲間では「マイルド」になってから本数増えたよなあ、などと言っていた記憶がある。

ほぼ十年前、きっぱりやめた。具体的には言えないが健康のためではない。
だから、よくあるように、ヘビースモーカーが禁煙し、熱烈な分煙・禁煙主義者になっているのかもしれない。それをまずお断りしておく。

で、このリンクの記事である。JTの言い分もわかるが、香港政府に味方する。当然だと思う。
「セブンスター」と「マイルドセブン」。
仮にどんな風に理屈を付けようが、後者のほうがタールが少ない=健康を害する割合が少ないのではないか、という印象を持たれる名称であると思う。
当然、「マイルドセブン」と「マイルドセブン・ライト」にも同じ事が言える。

「マイルド」だの「ライト」だのは欺瞞である。いや、ちょっときついな。誤解を与えかねない/誤解してくれることを期待した形容であると思う。

ブランドを区別するために必要ならば「セブンスターA」「セブンスターB」でもいいではないか?いや、AだのBだのじゃわかりにくいのなら、「セブンスター大和」「セブンスター武蔵」でもいいじゃないですか? アジアに売るのに必要なら「ドラゴンセブン」でいいじゃないですか。

仮に、「セブンスター・スーパー・マイルド・ライト・1mgスペシャル」という名前であっても、「ゴールデンバット」や「エコー」や「ショートホープ」と同じく「危険」であることに変わりはない。

そうです。タール含有量の話じゃない。タバコは危険なのだ。800度で燃えている小さな松明なのだ。それは、森を燃やし、家を燃やし、小さな子どもの目にやけどを負わせるのだ。

結婚して、子どもが出来て、その子が歩けるようになって、縁日に手を引いて歩いているときに、わかった。小さな子もいる人混みの中でくわえタバコをしながら歩くひとの醜さを。
前を行く車から飛んでくるオレンジ色の火の粉の不快さ。駐車場の真ん中に盛られたシケモクの山。

名称の問題から喫煙マナーの問題にすり替えてしまって申し訳ないが、喫煙しないひとびとにとっては、もっとも重要な問題だと思う。この名称の問題は、はっきり言って、たかだか喫煙者個人の健康に対するイメージの問題だと思う。そしてそれはタバコという存在が社会に及ぼす問題の一部分に過ぎない。
JTはおとなしく従うべきだと思う。

いかにもブログ的な記事を書いてみる。

2005年09月13日 00時20分24秒 | 公園のつぶやき。
選挙から一夜明けて、体調をくずしてしまった。昼のワイドショーを観る。
ワイドショー的に興味をそそりそうな当選者/落選者のインタビューが延々と流れているのを眺めていた。
郵政解散に歴史的な大勝と、非常におもしろい選挙だった。次の選挙まで4年間。この国はどうなっていくだろうか。国民のひとりとして注視してゆきたい。

話はかわるけど、いま構想を練っている小説の資料が届いた。アマゾンのマーケットプレイスで注文していたものだ。書名は秘密。4冊目の執筆の合間にパラパラとめくった。果たして思ったようなものが書けるだろうか? 書き上がったとして、これを出したいなんて考える出版社があるだろうか。そんな心配をする。

「福音の少年」シリーズ四作目「黄道傾斜の女神(仮題)」、プロローグを書き終え、第1章を書き出した。
わたしは、創作メモというものを書くのが苦手な人間である。Wordのアウトライン機能を使っていくつもの種類のプロットを作ったが、細かく、こうなってああなるというメモを書くことが出来ない。いきなり書き出して、書きながら修正していく。
今まで出した三冊はそのやりかたでやってきた。とくに一冊目は、一章まるまるアドリブ(事前に構想していないという意味で)な部分がある。
いまのところそんなには破綻せずシリーズを続けてこられたのではないかと思っている(売れ行きはともかくとして)。

またまた話は変わるが、久しぶりに「House Of Stories」というサイトになにかを追加したいと思っている。小説じゃない。これはちょっと計画中。趣味と実益をかねて、面白いコンテンツを入れたいな、と思う。

今日のところはこのへんでカンベンしてやらぁ(めだか師匠風に)。

【ゲーム】衆院選挙の前日に地球を防衛してみる。

2005年09月10日 22時02分05秒 | 音楽・映画のこと
SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2

D3PUBLISHER

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いや、ゲームなんてやってる場合ではないのだが、この傑作は別。
前作はネットの評判を聞いて購入、はまりまくった。この続編、マップ等使い回しは多いが、空を飛ぶ女性隊員が、まったく新しいゲーム性をもたらしていると思った。

一応クリアしているが、ちまちまと武器の取りこぼしを拾っている。

とにかくアクション・シューティングファンは買い。これで2100円なんて、タダみたいなもんだと思う。バカ高いキャラゲーやムービーをじっと見てるRPGを買うお金で三本も買えてしまう。

ところで、明日は選挙である。みなさん、投票に行きましょう。

【おんがく】復権した・・・のか?ウォークマン。

2005年09月08日 23時24分29秒 | 音楽・映画のこと
「ウォークマン復権」へコネクト戦略を推進

いや、実際、どうしてこの日に発表したのか理解ができない。
「強敵」というより、圧倒的なアップルのiPodの新型発表の直後に。ジャンケンとすると、この二機種は「後出し」としてのアドバンテージを持っているのだろうか?

値付けや音楽管理ソフトや楽曲購入環境を含めた機能、デザイン、どれをとっても後出しジャンケンで負けてるような気がする。まあデザインは好き嫌いがあるから一概には言えないが、どうもこのウォークマンのデザインは「服装との組み合わせ」で汎用性が無いような気がする。

ところで、nano欲しい。とても欲しい。買ってしまうとiPod三台目になっちまうが、それでもいい。

天気予報という名のグループ。

2005年09月05日 22時33分35秒 | 音楽・映画のこと
Mr. Gone
Weather Report
Columbia

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台風が近づいている。
激しい雨が断続的に降っている。
いま、一階にあるiBook G4のiTunesライブラリにあるこのアルバムを二階にあるWindowsのノートPCで聴いている。

若い頃、あまり好きじゃなかった。傑作「ヘビーウェザー」の一年後に出たアルバムだが、どことなくズレた、へんな音楽だと思った。
ところが、今聴いてみると、ひどくいい。
とくに、ジャコ作の二曲目リバーピープル、モーリス・ホワイトのヴォーカルをフィーチャーしたアルバムラストの「アンド・ゼン」がいい。

気分は最低だが、最高だ。

9月になっちまった。

2005年09月05日 00時00分38秒 | 公園のつぶやき。
知らん間に9月になってた感じがする。

8月の終わりからこっち、いろいろあって仕事がはかどらない。
4冊目の本、年内脱稿は無理かもしれない。

土曜日に10枚書いた。書き上がっていたエピソード部を破棄してぜんぜん別のシーンに差し替えたので、全体では進んではいない。

コンビニで買ったノートにメモを取る。実は事前に綿密に決められないタイプ。
メモを取りながら書いているという感じ。

以前恋愛小説を書きたいと書いたが、いまは純然たるファンタジー小説の構想が浮かんで困ってる。「福音の少年」シリーズが一段落したら、本格的に取りかかってみたい、というか、書き出したい。いや、題材的に売れるような気がまったくしないのだが、「書きたい」という強烈な欲求を感じる。
どこかで発表できるといいのだが。

ああ、久しぶりなのにとりとめない事を書いてしまった。
台風が近づいている。みなさま、お気をつけください。では。